トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2013年4月20日土曜日

鬼急登『留浦(とずら)尾根』

留浦尾根。やはり写真では凄さが伝わらないな。
留浦(とずら)尾根、地図にはそのような名前は載っていないが、奥多摩は鴨沢の手前、留浦集落から延びているのだから、そのように呼んでも良いのだろう。
この留浦尾根、タイトルの表現のとおり、とにかく恐ろしいほどの急登。最初の取り付きでは、あまりにも傾斜が凄かったので、たまらず沢沿いの巻き道らしき道を歩いて行ったんだけど、しばらくすると前方に地図にはない滝が現れ、しかも両側が切り立った崖になっているではないか。しょうがなく植林域の、これまた崖といってよいほどの急登を尾根上まで直登し、さらに同じくらい急な尾根を小ピークまで、いっきに500mほど登った。スタートからいきなりフル回転である。正直この時点ですでに太ももはパンパン。
しかもこのルート、一応、登山道にはなっているが、超マイナールートのため、2万5千分の一地形図には記されているが、山と高原地図には掲載されていないのである。実際にも踏み跡はほとんどなかったんだけど、なぜこのルートを選んだのかというと、単純にマイナールートを歩きたかったから。だから、大変だったけど、ある意味大満足でもあった訳。
七ツ石山から望む雲取山。次こそは行きますぞ!
その後、赤指(あかざす)尾根に入ってからは、ようやく尾根歩きらしくなってきたのだが、ここもやはりマイナールート。人っ子一人いない様子。この季節でもあるので、親子熊に出会ったらどうしようと何だか怖くなり、大声を発しながらの尾根歩きとなった。
この日、計画では雲取山を往復をするはずだったが、鬼急登のお陰ですっかり計画が狂ってしまった。なので、七ツ石山の往復に急きょ変更。七ツ石山山頂からは、雲取山をきれいに望むことができ、近いうちの再びの登頂を強く誓ってきた。

さて、今回のこのマイナールート歩きだけど、なんだかんだ言って結構楽しかったので、今後もたまにはやってみたい。マイナールート歩きの良さは、その静けさとちょっとした冒険感かな。ただ、その分、熊との遭遇や、滑落時などに発見してもらえない可能性の増大など、危険性は格段に上がってしまうんだけどね。

赤指山山頂と、赤指尾根途中で見かけた熊の生態調査用のバレルトラップ

【Start留浦BS~赤指尾根~七ツ石山~Goal鴨沢BS】
総行程は、距離19.2km、出発地点標高550m、最高標高1,757m(七ツ石山山頂)、最低標高550m(留浦BS)、移動平均速度2.5km/h、総所要時間7h35m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2 件のコメント:

  1. おはよ~、
    おおっ、いかれましたね!
    先週行かれたのかな~?
    今回も、ハードな山のぼりですね~、すごい!
    それにしてもマイナーの山、私は恐怖感を感じます。
    現代社会では、恐怖はいっぱいありますが(地震、雷、家事、かあちゃん?あはは~)、

    山の恐怖は、それらと違い、
    自然のなかの恐怖孤独感といった物のように感じます
    また、それがいいのでしょうかね~、Mの人にとっては!

    返信削除
    返信
    1. 青空さん、いつもどうもです。
      行ってまいりましたよ。今回はビビりながらでの歩きでした。
      でも、とても楽しかったですね~。おっしゃるとおりMだからなのかな?

      削除