トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2013年7月15日月曜日

北海道初登頂『雄阿寒岳』

雄阿寒岳山頂、1371m。初の北海道の山、感動です。
北海道の山は初めてだった。奥多摩を中心に歩いている自分にとっては、山の雰囲気の違いに「ふ~ん?」や「へ~!」の連続の山歩きとなった。
この日は、前日に準備していたレンタカーに乗り込み、登山口に到着したのは朝6時半頃。国道にはご丁寧に「雄阿寒岳登山口」といった立派な案内板があったので、場所はすぐに分かった。
駐車場は12~3台も駐車すればいっぱいになってしまいそうな小さなもので、あと2~3台で満車になるところ。セーフ!
歩き始めは、阿寒湖、太郎湖、次郎湖と、湖の間を縫うように歩き、少しずつ標高を上げていく。ここはさすが北海道、辺りはトドマツやエゾマツの林。スギやヒノキ林を見慣れた自分にとっては、何やら不思議な光景。その後、だらだらとした登りが続くが、4合目と5合目の間はこのコースにしては珍しく急登が連続する。4合目看板にも書いてあった「ここから5合目迄がガマン所」とはこのことなのだろう。
トドマツ林の登山道。さすが北海道!
この登山コース、その大部分が樹林帯域なので、展望はあまり良くない。5合目まではほどんどないといってよいだろう(5合目といっても標高1200m近くで、距離としても頂上まで7割方の地点)。ただ、その分、5合目あたりから時々望むことのできる雌阿寒岳、阿寒湖、偽ピークの景色は最高。この日は特に最高の天気だったので、展望の開けた場所に出ると、それまで鬱々としていた気分が一気に解放され、思わず「おぉお~!」と叫んでしまう始末。
頂上に着くと、いわゆる360度の大パノラマ。いつかは目指そうと思っている斜里岳、その奥には知床連山。逆を向くとなんと大雪山系までが遠くに望むことができた。大感動である。北海道の山もなかなか良いではないか。ああ、家内にも見せてあげたい。喜びを共有したい。ふと、そんなことを思った。

ただ、ここのコース、登山道が極端に狭いこともあって、5合目付近から山頂付近までは、一部に開けた場所はあるものの、基本、ハイマツのトンネルが続く。それ以外のところも草木が登山道に覆いかぶさっているところが少なくなく、多少のストレスは感じる。春とか晩秋の草が伸びていない時期に歩く方が良いかもしれない。まあ、それだけ本来の自然に近い形の山ということなのだろう。自分のようにきれいに整備された登山道ばかりを歩いていると、真の自然を忘れがちになってしまうけど、そこは当地でしっかりと自然との向き合い方を勉強することとしよう。

 8合目を過ぎた辺りにそびえ立つオベリスク? 写真中央の斜里岳とその左奥は知床連山。

【Start雄阿寒岳登山口駐車場~雄阿寒岳~Goa雄阿寒岳登山口駐車場】
総行程は、距離12.1km、出発地点標高421m、最高標高1,371m(雄阿寒岳山頂)、最低標高421m(雄阿寒岳登山口)、移動平均速度1.8km/h、総所要時間6h40m(recorded_by garmin)。

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2 件のコメント:

  1. とうとう、行って来ましたか~、
    こちらでは、みられない植物や景色!
    いいな~、

    私は、関東地方の観光、ほとんど行って、
    あきてきましたよ~、
    ああ、引っ越したいな~
    青空

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    1. はい、行ってきました!
      おっしゃる通り、物珍しさもあって、いつもと違う
      楽しみを味わうことができました。しばらくは、こ
      ちらで楽しむこととします。
      青空さんは、まだ異動はないのかな?

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