トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2013年2月24日日曜日

マップケース購入

大は小を兼ねるだろうマップケース

山歩きにある程度慣れてきた頃から読図ができるようになりたいと思い始めてもきて、このことは投稿にも記していた(読図ができるようになりたい(地図とコンパスの購入)12月16日)。
その後、山に行くときは地図とコンパスを持つようにしている。ただ、携帯の仕方がしっくりこないのがちょっとした悩みではあった。ザックに入れてしまうと機動的に見ることができないし、アウターのポケットに入れても、折り畳んだままの状態で携帯していては同じこと。
なので、マップケースを使ってみることとした。山歩き時にどこに引っ掛けて持ち歩くかはまだ決めていないけど、今までよりは機動的に見ることができるようになるだろうし、たとえ雨が降ってきたとしても地図が濡れる心配もない。

自分の場合、マップケースを選ぶに当たっては、「安くて大きいこと」を最大のコンセプトとしてウェブで調べてみた。結果、選んだのはモンベルのロールアップマップケースLサイズ。こいつは、価格900円で、サイズは27cm×35.5cm、おそらく販売されているマップケースの中では自分のコンセプトに一番合致していると思う。一方で、冷静に考えてみると、ビニール袋に900円も出すのか?という疑問もあったけど、まあ、買ってしまったので今更後悔してもしょうがない。
買ってみてから気づいたけど、山歩きでは一日に歩ける距離には限度があるし、5万分の1地図の場合、その範囲に折り畳んだときのサイズは、意外にコンパクトになる。そう考えると、このマップケースはオーバーサイズなのだが、まあ、大は小を兼ねると言うし、しばらく使ってみることとしよう。しかもこのマップケース、2万5千分の1地図を四つ折りにしたサイズのようなので、いずれ2万5千分の1地図を使うようになるかもしれないし...。

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2013年2月16日土曜日

奥多摩冬歩き『笹尾根』

登山道途中のプレート。なぜか目を引いた。

冬の奥多摩はいい。
乾燥してピーンと張り詰めた空気と、葉が落ちて明るくなった尾根周りの登山道からは、周りの山々の展望が利くようになる。ソロでの山行は夏よりもなぜか音が少なく、運がよければ一人雪と戯れることができる。
この日歩いてきたのは、『笹尾根』。笹尾根の範囲の解釈は諸説あるようだが、今回歩いたのは槙寄山から浅間峠まで。(もはや奥多摩と呼んでよいのか微妙なところではあるが、気にせず進める。)槙寄山まで登り詰めてしまえば、あとはひたすら尾根道を小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく、そんなコースだ。
登り始めはいつもの植林域、高度が上がるにつれて雪景色が広がってくる。明るい雑木林に出ると、その眩しさで、思わず用意してきたサングラスをかける。笹尾根という名の割りに笹が少なく、峠がやたらに多いこの尾根は、おそらく昔から五日市と上野原の人たちによる行き来が旺盛だったのであろう。この尾根を歩いていると、不思議と故郷に帰ってきたと錯覚させられる。日本人の血が、DNAがそう感じさせるのかもしれない。
日の余り当たらない場所では、このとおり「雪の笹尾根」

青く晴れ渡ったこの日の奥多摩もやはり、一人で歩く自分をやさしく包み込むように受け入れてくれていると感じる。時々、娘の大学受験のことを思い出す。今頃頑張っている頃だろうと。家内のこともついでに思い出す。家事を押し付け、いつも自分だけ楽しんで申し訳ないと。そんなことを考えていると次々と色々なことが頭に浮かんでくる。そうかと思えば、次の瞬間、坂上から見下ろす傾斜の美しさや、雪に反射した光の眩しさに心を奪われる。冬の奥多摩はいい。

大正時代の道標

また一つ山の楽しさを覚えたような気がする。次は、もっと雪の深い山を歩いてみたい。せっかく装着してきたロングスパッツも、なにやら物足りなさそう。雪山か...。こんなことを感じる自分に多少の驚きすら感じるが、一方でこうなることは山歩きを始めたころから決まっていたようにも思う。山歩き3年目のこの日、とうとう雪山に興味を抱き始めている自分に気づいた。

そうそう、この尾根、意外にも結構人気があるようで、この日もソロから6~7名のパーティーまで、10組程度と出会った。登りがきつくないところが気軽に楽しめて良いのだろう。ただ、ところどころで登山道が狭くなっているので、草の生い茂る時期は多少不快な思いをするのではないかな。歩くのであれば、やはりこの時期が良いと思う。


 Start仲の平BS~Goal上川乗BS:総行程は、距離15.7km、出発地点標高646m、最高標高1,188m(槙寄山山頂)、最低標高411m(上川乗BS)、移動平均速度2.5km/h、総所要時間6h10m(recorded_by garmin)。

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2013年2月10日日曜日

山歩きの基礎体力の維持向上のために

ポカポカ陽気のランニングコース。気持ちよく走れた。

先週、うかつにもちょっとした風邪を引いてしまった。
大体良くなってきたけれど、この週末、山に行ってよいのやら少しだけ迷っている。ソロでの山歩きは万全な体調で臨まないと命取りにも繋がるので、いくら奥多摩といっても油断は禁物だ。
とはいっても今週末は晴天続きの3連休。黙って家にいるのは性格上つら過ぎるので、とりあえず今日は軽くランニングをしてみて、体調が大丈夫そうであれば、明日、山に行って来ようと思い、家内を誘って走って来た。

自分の場合、山に行かない週末は、大体、ご近所を走ることにしているし、さらに気が向いたときは自転車に乗っている。また、天気の悪い日は近所のジムで筋トレしている。そんなことで、週末はいつも体を動かしているわけだが。
もちろん自分自身、体を動かすことが大好きなのでやっていることだけど、それだけでもない。それは、急峻な上り坂に負けないため、長い道のりにへこたれないため、年齢(トシ)をとってもガンガン攻める姿勢を失わないため、体を動かしている。自分の場合、そんなことを意識しながら体を動かしているといってもいい。

陽気に誘われて梅の花もこのとおり

冷静に考えてみると、「アスリートでもないのに、何で自分はこんなに頑張っているのだろう?」と思うこともないわけではないけども、とにかく今は頑張っている。

今日、走ってきた感じでは、明日は大丈夫そうだ。ようし、明日は頑張ってこよう!果たして雪の具合はどうだろう?結果はまたレポで。


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2013年2月2日土曜日

こんなの買っていた〈Ⅶ〉ロングスパッツ

アウトドアリサーチ、しっかりとした製品です。

1月に歩いた奥多摩では、あまりの雪の多さにうかつにも驚かされた。軽アイゼンは用意して行ったのだけど、ツボ足状態での登攀は、登山靴の中に雪がじゃんじゃか入ってきて、それなりに不快な思いにさらされた。
なので、次回、雪の奥多摩へのリベンジに備えるために早速スパッツを購入した。

購入したのは、OR(アウトドアリサーチ)のクロコダイルゲイター。カラーはブラック。
こいつに決めたのは、自分の場合、店先にぶら下がっているスパッツに有りがちなツートンカラーがとにかく許せなかったので、第一の条件としてモノカラーのスパッツがほしかった。それと、野暮ったくなく、すっきりとしたフォルム、これこそが自分がスパッツに求める「ときめく」条件なのである。
スパッツに限らず、自分としてはこの「ときめき」は、ウェアやグッズを購入する際のかなり大事な要素。実際、この気持ちを感じなければ、身に付ける気が起きないしね。
もちろん、機能的な要素も考えた。このスパッツの場合、ジッパーと違い凍結に強い幅広のベルクロ(マジックテープの着脱部)や、防水性と通気性に富んだゴアテックス素材などなど、他のメーカーと比べても結構、高機能な製品だと思う。

次回は、天気がよければ来週末にこいつを装着して奥多摩を歩いてこようと思う。来週の水曜日辺りに雪が降る予報なので、週末は良い感じの積雪になっているのではなかろうか。この感覚、雪に魅了されているのだろうか、それとも関東の雪ごときに負けられないと、北国根性が出てきたのだろうか。いずれにしても、早く雪山を歩きたい気持ちで今はいっぱいなんだよね。

スパッツ装着。シルエットがきれい!
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