トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2016年1月5日火曜日

2016年歩き初め、神話の山『筑波山』

女体山から望んだ男体山。遠方が霞んでいる。
2016年の初歩きは、神話の山『筑波山』を選んだ。871mの男体山と877mの女体山からなるこの山は、古来から神々にまつわる逸話がたくさん残されているらしく、いたるところに奇岩や祠が見られる。また、登山口にある筑波山神社は拝殿(参拝者が拝礼する場所)であって、本殿は二つの頂上にそれぞれ祀られていて、このことからも山全体が境内であることが分かる。
まあ、神社の話はこのくらいとして、この日の山歩き、とにかく暑かった。歩き始めはできるだけ汗をかかずに歩こうと、かなりのスローペースで歩いたけど、この日に限ってはとても無理な注文だった。テレビのニュースでも賑わっていたが、この日の気温、3月下旬から4月上旬並みの気温で、つくば市(平地)ではなんと16℃もあったみたい。だから、最初から防寒着を脱ぎ捨て、Tシャツ1枚で歩きとおした。山頂からの展望もまるで春霞のようで、遠くの山々を確認することができなかった。どうなったんだ、この地球。
登山道には立派なご神木もいっぱい
意外なのは、この山、あの深田百名山にも選ばれていて、百名山の中では最も標高の低い山なんだそう。むしろ特別に選ばれた山って感じがして、以前から歩いてみたいと思っていた。実際に自分の足で歩いてみても、緑の美しさや富士と対峙するに相応しい品格のような雰囲気は、やはりさすがと感じた。(自分、富士山には登ったことはないけど...。)
明らかなのは、この山を訪れる登山者は、幼い子供から元気みなぎる若者達、自分のような山好きオジサン、女性も、そして人生の大先輩達も、みんな生き生きと目を輝かせながら楽しそうに歩いていて、そんな光景を心穏やかに眺め、ときには微笑みながら山歩きをしている自分がいる。これこそこの山の凄いとこ、つまり誰にでも愛される山ということなのだろう。
ああ、今年も楽しい山歩きをしたい。この日、いたるところの祠で、そんなことを願ってきた。筑波山、この山は、そんな願いを受け止めてくれ、叶えてくれそうな、そんな山だ。

【Start 筑波山登山口BS~男体山~女体山~Goal 筑波山登山口BS】
総行程は、距離7.8km、出発地点標高220m、最高標高877m(女体山山頂)、最低標高220m(出発地点)、移動平均速度1.4km/h、総所要時間5h21m(recorded by garmin)

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2 件のコメント:

  1. こんばんは、青空です、
    筑波山、いかれてましたか~、
    私は、この山、行きたかったのですが、交通の便が悪く、
    行かずじまいでした。
    冬に上ると、富士山や関東平野が見渡せる、眺めのいいころと、
    記憶してます。

    不幸なのか、暖かでよかったのか、富士山は見えなかったようですね~、

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    1. 青空さん、いつもどうもです。
      そうなんです。暖かいのはよかったのですが、展望がいまひとつでした。
      でも、心地よい汗もかけたし、初めての山だったので面白かったですよ。

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