トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2016年3月14日月曜日

アイゼン講習への参加『八ヶ岳・赤岳』

一日目、赤岳鉱泉のアイスキャンディに到着
先週のワカン講習に続き、今回はアイゼン講習に参加してきた。またも同じ山岳会主催の講習。2週連続で参加すると、なんとなく気心も知れてきて山岳会への入会も少し考えてきてしまうもの。ただ、いまはやはりそこまでには踏み切れない。実際、遊んでばかりいるけれど、一方で遊んでばかりいられないという、もう一人の自分がブレーキをかけているから。自分、気難しいのである。
さて、今回のアイゼン講習、内容としてはアイゼン装着をしての歩き方、つまりアイゼンワークのお勉強。舞台は八ヶ岳は赤岳の麓で、1泊2日での講習。残念ながら山頂までは行けなかったけど、心配した雪も前日の降雪でそれなりにあったし、2日間、存分にアイゼンを履いての雪山歩きをすることができ、自分としてはとても満足できた。特に2日目の赤岳の文三郎尾根の2500m付近での急登では、上り下りともベテラン山屋さんが付いての実践だったので、心強さもあったし各ポイントでのアドバイスも的確で、ホント参加してよかったと強く感じた。我流で始めた山歩きだけど、やはり基本を教わることは大事だし、自信にも繋がるものだと実感できた。
2日目、2550mから望む横岳方面。歩いてみたい!
また、小屋泊での過ごし方やマナーなども教えてもらったことに加え、参加者との交流もでき、しかもこんなこと言ったらセコいかもしれないけど、参加費用も交通費や宿泊費といったまさに実費のみだったので、今回の講習は一石二鳥どころか三鳥も四鳥もできたと思っている。それにしても山岳会の講師の方、さすが山屋といった感じで、おそらく50代の方だろうが、山ではガンガン歩き、小屋の食事をモリモリ食べ、部屋での語り合いのときにはグイグイ酒を飲み、就寝時間になったらすぐさまグーグー寝始め、起床時間になったらパチッと目を覚ます。これが本当の山屋なんだろうなと、改めて感心したというか、生命力の強さを感じた。自分ももういい歳だけど、ここまでとはいかないだろうが、こんな強い人間になりたいと新たな目標ができたような気がしている。
自分にとっての今シーズンの雪遊びはおそらく今回が最後になるだろう。今年は雪が少なくて全体を通してみると、満足のいくシーズンではなかったけど、それでも2回の講習を通じて収穫はそれなりにあった。これを活かしてさらなるステップアップを図っていきたいと思っている。ということで、新たな季節の山行計画を立てなければ。さあ、忙しくなるぞ。って、ブレーキをかける自分、もう少し頑張らないと、遊びすぎのおじさんがどんどん調子に乗ってしまうぞ!

【1日目:Start 美濃戸口B.S.~北沢~Goal 赤岳鉱泉、2日目:Start 赤岳鉱泉~文三郎尾根途中~南沢~Goal 美濃戸口B.S.】
総行程は、距離16.3km、出発地点標高1480m、最高標高2550m(文三郎尾根途中)、最低標高1472m(出発地点付近)、移動平均速度1.5km/h、総所要時間10h7m(recorded by garmin)

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2 件のコメント:

  1. 青空です、以前、コメントしていましたが、
    うまく投稿されていなかったようです、ごめんなさい。

    アイゼン講習、おひとりさまで、参加されたんでしょうか?
    勇気ありますね、
    すごい、こんなに歩けませんよ。

    返信削除
    返信
    1. 青空さん、いつもどうもです。お気を使っていただいているみたいで
      むしろ恐縮です。すみません。
      はい、おひとりさまで参加してきました。多少、気を使いましたが、
      雪の中を歩くことでテンションMAXでした。なので、疲れるどころ
      か、物足りなさまで感じたほどです。一度いかがですか?

      削除