トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2016年7月6日水曜日

読図の勉強と避暑山行『川苔山』

日差しは強いものの風のよく通る山頂。涼しかった。
猛暑日となった都内を避けて、この日歩いたのは奥多摩は『川苔山』。この山は1364mの低山ではあるが、それでも街にいるよりもずっと涼しかったと思う。動き始めはいつも同様、夜明け前。久々の始発電車とバスを乗り継いで、着いたのは川乗橋バス停。この時間の東日原行きのバスには、これまで何度も乗っていて、奥多摩の中でも比較的静かな山域行きのバスでもある。ところがこの日は今まで見たこともないような大勢の登山客で車内は満員。もっとも、川乗橋で降りたのは自分を含めてたったの4名。ほかの皆さんどこに行ったのか。鷹巣山だろうか。
さて、川乗橋バス停からしばらくは林道歩き。幸い登りの大半は沢筋歩きなので、世の暑さをよそに涼しい奥多摩歩きを一人楽しむ。というか、そういうルートを今回は選択したってわけ。極めつけは「百尋の滝」。高さ約30mのこの滝は奥多摩最大の落差らしく、ここにたどり着くまで2時間弱、ちょうどいい頃合いなのでマイナスイオンを浴びながらしっかりとした休憩をとる。ここで周りに誰もいないことをいいことに、滝に向かって手を合わせ家内安全を祈るが、最近、何かというと手を合わせてしまうこれは、やはり年齢(トシ)ということだろうか。
ところで今回のルートでキツイなと感じたのは、川苔山山頂直下の登り。といっても20分程度だし...。危険だなと感じたのは、随所に現れる滑落を連想させる細い登山道。といっても高度感がないので落ち着いて歩けるし...。総行程16km超えと距離はそこそこあるけれど、登りは累計1000mそこそこしかないし...。まあそういう意味では、このルート、奥多摩中級ルートということだろう。多少の体力さえあれば、おそらく大概の人は歩くことができる、今回歩いたのはそんなルート。なんて、珍しくルート説明っぽいことを少々。というのも、この日の歩きも最近のマイブームである読図の練習を兼ねていたので、ルートに対する思いれが強くなっていたのかもしれない。
山頂からの西側の眺望は素晴らしい。
ルートの思い入れついでにさらに言えば、川苔山山頂から望む西側の眺望は素晴らしい。石灰採掘で大きく削られている天祖山がまず目につき、左奥の雲取山、そして左手前の鷹巣山の峰が大きく見える。ああ、時間が許されるならば、これまで歩いてきた山々や尾根が一望できるこの場所でずっと見ていたい。正直そう思った。読図の勉強を始めてからというものの、これまでの漠然とした眺望とは違う何かしらの変化を感じている。読図はやはり自分の山歩きにさらなる奥行きを産もうとし始めているようだ。さあ、これからも大好きな山歩きをさらに好きになれるよう、いろんなことにチャレンジしていこうと思う。ここで一言、「山って最高」。

【Start 川乗橋BS~川苔山~Goal JR古里駅】
総行程は、距離16.4km、出発地点標高420m、最高標高1364m(川苔山)、最低標高338m(JR古里駅)、移動平均速度2.3km/h、総所要時間6h55m(recorded by garmin)

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2 件のコメント:

  1. こんにちは、
    青空です。

    行かれましたか。
    16キロは、すごいです。
    関東でも、かなり蒸し暑い日がニュースで言ってました。
    JR古里駅は、確か私も利用したことがありました。

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  2. 青空さん、いつもどうもです。
    山頂は涼しかったのですが、下界に降りたら猛烈に暑かったですね。
    いや~、ホントずっと山にいたい気分です(笑)。

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