トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2016年2月11日木曜日

奥多摩冬尾根歩き『浅間嶺』

浅間嶺の山頂だと勘違いしていた展望台。標高884m
『浅間嶺』(せんげんれい)、以前から認識はしていたが、標高が1000mにも満たない山で、奥多摩といえどもある程度、標高を山行選定にも考慮していた自分としては、あまり興味をそそられなかったので、一度も歩いたことはなかった。ただ、ある程度長い距離を歩くのが好きな自分としては、一方で尾根歩きはそれなりに好んで選ぶ山行スタイルでもあり、この浅間嶺を含めたおおよそ13kmの浅間尾根核心部は一度は訪れてみたいとも内心思っていた。
さらに今回、この浅間尾根が山行選定の決め手になったのは、雪山歩きができるのではとの期待があったからで、雪山初心者でかつソロ山行の多い自分としては、雪山練習のためには比較的簡易なコースが必要だった。
歩き始めは払沢の滝入口バス停前
この日の歩き始めは朝8時頃。晴れ渡った青空にうっすらと雪をまとった白い山を目の前にすると、やはり来て良かったと、これから始まる山歩きへの期待が大きく膨らんで、まだ動きが鈍いはずの足取りも自然に軽くなってしまう。さてこのコース、歩き始めから1時間以上も林道歩きが続き、その後2時間もかかることなくことなく浅間嶺に辿り着いてしまうが、残りのコースは特に目立ったイベント感もなく、しかも尾根歩きといっても殆ど森の中をだらだらと3時間ほど歩くことになる。もしかしたら逆側から歩いたほうがよかったかもしれないな、ふとそんなことを思った。肝心の登山道上の雪の状態はというと、浅間嶺付近はそれなりに積もっていたけれど、それ以外の特に南側斜面などは日を浴びて所々融けてしまっていた。なので、ワカンもアイゼンも使うことなく、雪山歩きとしてはあまり満足の行く山行とはならなかったけど、それでもたまにある展望の利くところでは、目の前に広がる山々に積もった雪が眩しく、思わず足を止めて目を奪われた。昨年まで雪の中の生活を一人で送ってきた自分、正直、雪はうんざりと思っていたはずだった。でも、なぜだろう、雪を見るとホッとしていた。やはり、北国生まれのDNAがそう感じさせているのだろうか。
年初に計画していた北八は雪不足のため取りやめた。今週末に計画していたワカン講習会は悪天予報のため中止となった。今シーズンは雪とは縁がないようだ。まあ、自然が相手のこと、そこはまさに自然の流れに任せようと思っている。今年はだめでも来年がある。冬がだめでも夏がある。そんな感じで、これからも前を向いていこうと思う。って、遊ぶことばかり考えているこのだめオヤジ、山を下りて落ち着くと一瞬反省の意識が出るが、しばらくするとまた山のことを考え始めている。まさか、これ山中毒?

【Start 払沢の滝BS~浅間嶺展望台~沖ノ平BS行き分岐~Goal 数馬の湯】
総行程は、距離15.2km(途中、、道間違えて戻った...)、出発地点標高274m、最高標高1022m(沖ノ平BS行き分岐)、最低標高274m(出発地点)、移動平均速度2.3km/h、総所要時間6h29m(recorded by garmin)

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