開封前のクールマックスアダプター。わくわく! |
緊急事態宣言下、山に行く宛もないのに、ましてやテン泊好きの自分が山小屋に泊まるはずもないのに、最近、小屋泊界隈(どんな界隈かってことだが…)で大流行りのインナーシーツをポチッとしてしまった。まあ、いずれ使うことになるだろうと思って、先行予約ならぬ先行購入ってやつです。
最近、山を歩かないから、グッズやらウェアやらの記事ばかりです。ほんと、いやになってしまう。と、愚痴をこぼしてばかりいてもしょうがないから、話しを先に進めますが。
購入したのは、SEA TO SUMMITの『COOLMAX ADAPTOR』(クールマックスアダプター)です。今回の購入も正直迷いました。財力に物を言わせてシルク系にすべきか、あるいは庶民派を装いコットン系にするかで(何を言ってるんだか…)。ただ、インナーシーツを大別すると、要はこの2種類になると言ってもいいのではないだろうか。つまり、高価だが畳んだ時にかなりコンパクトで軽量なシルク素材系を選ぶか、あるいは比較的安価だが、多少、重量があったり畳んだ時にやや大きなコットン素材系や化繊素材系(以下、ここではまとめてコットン系と呼びます)のふたつ。
やや詳しく両者を比較すると、同じSEA TO SUMMITのシルクライナーをみると、①サイズ185cm×85〜95cm(②収納時、実測17.5cm×6cm)、③重量130g、ちなみに④手触り感はさすがで、すべすべです。一方、自分が今回購入したクールマックスアダプターは、①サイズ225cm×92cm(②収納時、実測16.5cm×10cm)、③重量328g、そして④手触りはシルクとはまた違ったしっとりとしたすべすべ感がありました。収納時サイズもそうですが、特に重量においては全く勝負になりません。シルク系に断然軍配が上がります。
持ってみるとこんな感じ。十分に小さいと思いますが。 |
では、今回なぜ自分はコットン系を選んだのかというと、それはCOOLMAXだから。このCOOLMAX、実は新素材の名称で、その売りはシルク素材と同様に吸水速乾性に優れているところ。インナーシーツだけではなく、さまざまなアパレル商品として出ているところからすると、結構な優れもの素材のよう。また、洗濯やアイロン掛けといったメンテナンスが普通にできるらしいので、シルクのように大事に、そーっと取り扱わなくてもよさそうなところも自分好み。もちろん、お値段もシルク系の半額程度だし、収納時の大きさだって、比較するから大きく感じるけど、よくよく考えてみれば、それほど大きくもない。
まあ、そんなところがこいつを選んだ理由かな。どうでしょう、十分に選ぶ価値はあるだろうと思うけど。あとは実際に山で使ってみること。…そう、いつか使ってみます。差し当たり、冬山の小屋泊の時にでも。
いけるかな?いや、いきたいな…。
広げるとこんな感じ。肌触りはしっとりすべすべで気持ちいいです。 |