トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2019年7月7日日曜日

故伊藤正一さんの写真展

北アルプスの奥の奥に、ほんとうの山賊どもが棲みついていた...
 故伊藤正一さんの写真展を見に行ってきた。場所はJR有楽町駅近くのエプソンスクエア丸の内にあるギャラリースペース。作品は全部で20〜30枚程度の写真とスライド展示といった小規模のものではあったが、昭和のアナログ写真を最新のデジタル印刷技術により、この令和の世に蘇らせ、一枚一枚があの「黒部の山賊」を思い出させる魅力的な作品となっていた。
自分自身、この写真の舞台となった雲の平周辺には足を踏み入れたことはないけど、いつかは訪れて見たい山域で、目標としている山域でもある。北アルプス最深部と呼ばれるこの山域は、日本の山域の中でもたどり着くのに最も時間のかかる山域の一つで、まとまった時間がなければ歩み入ることは難しいだろう。今の仕事や家庭状況を考えると、まだまだ行けそうにもないかな。まあ、楽しみは後にとっておくこととして、今はチャンスが訪れた時のために少しずつ山のキャリアを積んで、これ以上体力が落ちないようにする、そんな時期なんだと思う。とはいっても山、行けてないな...。
そうそう、伊藤正一さんをご存知ない方のために、以下に今回の写真展での同氏の紹介内容を引用します。
なお、この写真展は7月25日木曜日まで、開催しているようなので興味のある方はぜひどうぞ。

三俣蓮華岳と雲ノ平、必ずいつかは訪れたい山域です。
伊藤氏は第2次世界大戦の終戦直後、北アルプス最奥の地、黒部源流域に単身開拓者として足を踏み入れました。「山賊」と呼ばれた個性的な職猟者たちと共同生活を送りながら、三俣蓮華小屋を再建し、「最後の秘境」と呼ばれた雲ノ平を世に知らしめるべく、黒部源流への最短ルートとなる「伊藤新道」を開拓。雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘を建設した後は、当時まだエリート志向が強かった登山界を大衆に開くべく勤労者山岳連盟を創設するなど、大衆登山発展のための礎を築いてきました。この頃の話をまとめた伊藤氏の著作『定本 黒部の山賊』は、山岳の本としては異例のベストセラーとなり、時代を超えて今なお登山愛好者に広く読まれています。(【東京写真月間2019】「源流の記憶 -『黒部の山賊』と開拓時代-」より)

スライドを撮ってきました。あ~、歩いてみたいな~!
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