トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。
ラベル 北海道の山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 北海道の山 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年7月6日月曜日

目標の山『羅臼岳』

羅臼岳頂上から知床連山を眺める。

昨日、当地での目標としていた山、『羅臼岳』にとうとう登ってきた。昨年から何度も計画を練っては、天候、仕事、家のこと、などなどにより、そのたびに計画倒れとなっていた。その山を昨日登ってきた。世界自然遺産「知床半島」のほぼ中央に位置し、半島の背骨を成す知床連山の最高峰で標高は1660m。
昨日は大興奮のまま一日を終えたが、今日になって目標を失ったせいか虚脱感というのか気の抜けた感じになっている。今になって気付くが、山は麻薬のようなものなのかも。ああ、早く次の目標を見つけなければ...(笑)。
さて、昨日の興奮を忘れてしまう前にレポすることとする。登山前日は、一帯、しとしと雨が降り続いていて、翌日の登山実行が危ぶまれた。山小屋の窓越しに屋根から滴り落ちてくる雨水を見ていたら、「やっぱり、今回も駄目なのか」といった諦め感を感じずにはいられなかったほど。ところが、翌朝起きてみると雨音が聞こえない。昨日、山小屋のご主人が明日は良い天気になると言っていたとおり、夜が明けてくると、それまで黒かった空がだんだんと青に染まってきた。「よしっ!」思わず声が出た。

大沢の雪渓、後半は結構な斜度。正直ビビりました。

山小屋のご主人に別れを告げ、歩き始の3時間程度は樹林帯。ここは世界屈指のヒグマ密集地域。何とも言えない緊張感で歩を進めていく。ちょっとした物音にも身体がびくっとする。ヒグマに会わないためには急いだ方が良いのか、ゆっくり歩いたほうが良いのかと、訳の分からないことを考えながら、とにかくひたすら歩く。その後、大沢と呼ばれる雪渓に出て約30分朝日を浴びてキラキラと光る雪渓歩きを楽しむ。というか、自分雪渓は初めてで、後半、結構な斜度になると、滑落の恐怖から結構、身体に力が入ったし、視線も足元しか見ることができず、まさにガチガチの状態で、それでも一歩一歩確実にという気持ちから、なんとか雪渓上部まで歩ききることができた。いやこれ、本当に疲れた。その後、雪渓をを登りきると一変してハイマツの世界で、すぐさま目の前にドーンといった感じで羅臼岳が威風堂々と姿を現した。そこは羅臼平と呼ばれるところで、下山時には4張りくらいのテントがあった。クマは大丈夫?彼らには恐怖感という感情がないのだろうか。ある意味スゴイ...(汗)。

羅臼平からの羅臼岳ドーン!

さてさて、羅臼平からはあと1時間ほどで山頂。目の前に目標達成がぶら下がっていて、ニヤニヤせずにはいられない心境の中、「いやいや登頂までは気を抜けないぞ」と、気持ちを再び引き締めて、最後の岩登りを慎重に登っていく。幸い、ルートの矢印がいたるところにペイントされていたので、その目印を見失うことなくゆっくりと登っていけば自分のような岩初心者であっても登れるレベル。もちろん三点確保は確実に実行したけど。そして山頂、今までにない達成感がみなぎってきた。それなりの高度感に強い風、油断はできな状況だけど、そんなことを忘れさせるかのように、目の前には本物の知床連山がクリアに姿を見せ、そのすぐ横には国後島の最高峰「爺爺(チャチャ)岳」1822mが雲の上に頭を見せている。振り返ると羅臼湖が太陽の光を浴びキラキラと光り、その先にあるはずの斜里岳は残念ながら雲の中にすっぽりと包まれていた。そんなことも含めて見とれた。自然の凄さ、美しさに見とれた。良く見るとオホーツク海を含めた周りの海は雲の中、この羅臼岳周辺だけがぽっかりと雲がない。そんな幸運にも心を揺すぶられた。一生忘れない、そう思い山頂を後にした。

登山道にはメアカンキンバイ以外にもたくさんの花が。

登りの苦労がウソのように下山は比較的、安定して歩くことができた。雪渓も下山時の方が高度感が薄れ楽しいことにも気づいた。もちろんヒグマの恐怖はそれなりにあったけど、それも慣れてしまえば入山時のようなビビりも影を潜めた格好。慣れとは怖いものである。
無事山小屋に着いた後、昨晩、山小屋で一緒になった埼玉県から来たというベテラン登山者を近くまで車で乗せた。今度またどこかの山で会いましょうと言われた。ホントそうありたいものだと強く思った。山とはやはり、いいものだ。

【Start 岩尾別登山口~羅臼岳~Goal 岩尾別登山口】
総行程は、距離14.0km、出発地点標高230m、最高標高1660m(羅臼岳山頂)、最低標高230m(登山口)、移動平均速度1.5km/h、総所要時間9h11m(recorded by garmin)

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2015年3月29日日曜日

神の住む山『摩周岳(カムイヌプリ)』

歩きはじめの摩周湖。向こう側に見えるのが摩周岳

今年、ようやく揃えた冬山装備。その装備を引っさげて、歩いてきたのは、神の住む山、「摩周岳」。標高が857mなので、今年初めての山ということもあり、足慣らしをするには丁度よかろうと、安易な気持ちで歩き始めたが、神に会うための道のりは、そうたやすいものではなかった。
この日、気温が上がるのは天気予報で分かっていたけど、加えて無風だったこともあり、朝7時の歩き始めからアウターとフリースを脱いで、長そでTシャツ1枚となったが、それでもじんわりと汗ばむほどで、実に爽快な雪山歩きとなった。天気は多少霞みがある程度で、“霧の摩周湖”もこの日ばかりはクリアに姿を見せていて、コンディションとしては最高。しかも、こんなに良いコンディションなのに、周りに人影はなく、まさに独り歩き状態で、贅沢な時間を過ごすことができた。歩き始めはワカンなしで歩いたが、さすがに何度か踏み抜きを繰り返したので、途中でワカンを装着。初めてのワカンは意外にも違和感がなく、普通に歩くことができた。若い頃、スキーをやっていたお陰だろうか。

初ワカン。防水スプレーを忘れたモンブランくんびっしょり...

さて、今回のルートは往復で総距離約14km。無雪期であれば、自分の場合、休憩時間込みで7時間程度で歩ききることができるが、さすがに春のぐずった雪の上では、結局のところ9時間もかかって登山口に戻ってくることとなった。というか、ようやく戻ることができた。往路では山頂直下まで歩いた時点で4時間も要してしまったうえ、ようやく辿り着いたその前には、今までに見たことのないような急峻な上り坂がどーんとそびえていた。なのでワカンからアイゼンとピッケルに装備を変え、しかもザックをデポし、その急登に取り付いたが、モナカ雪というのだろうか、表面はザラメで固い雪だが、地表辺りは雪が解けてすっぽりと空洞になっているので、踏み抜きどころかへたすりゃ身体全体が雪の中に潜り込みそうになってしまうくらい。そんなこんなでも、なんとか山頂までの300mを堪えて登り切り、苦労に見合うだけの感動の眺望を手に入れることができた。

必死に辿り着いたここに神様はいたのだろうか。

今回の山歩きでは、標高だけでその山の評価をしてはいけないということ、この時期の雪は雪が腐っているので歩きに相当の負荷がかかるということ、そして、それらを踏まえての慎重な山行計画を綿密に立てることが大事だと改めて感じた。
神の住む山、この山歩きであの山頂で神様に会えたかというと、どうだろう良く分からないが、今回、無事に帰ってこられたのは、もしかしたら神様のお陰だったのかもしれない。山にはそれぞれ山神様がいるというが、これからもそんな神様に呆れられないように、できる限り安全で楽しい山歩きに心がけたいと思った、今回はそんなそんな山歩きとなった。

【Start 摩周湖第一展望台駐車場登山口~摩周岳~Goal 摩周湖第一展望台駐車場登山口】
総行程は、距離14.8km、出発地点標高550m、最高標高857m(摩周岳山頂)、最低標高491m(登山口から1時間後地点)、移動平均速度1.6km/h、総所要時間9h04m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年8月4日月曜日

侮るべからず『斜里岳』

朝日を浴びた斜里岳と麦畑。美しい!

行ってきた。情熱を失いかけていた久しぶりの山歩き。今回行ってきたのは、北の秀峰『斜里岳』。
知床半島の付け根に位置するこの山、知床富士とかオホーツク富士とか呼ばれていて、南斜里岳との連峰?ではあるが、見た目はほぼ単独峰で、異名のとおりすそ野が美しい山。
この日は、朝3時半に部屋を出発し、歩き始めたのは6時半。ワクワクした気持ちと同時にたまらなく不安になる入山時の感覚も久し振り。そんな高ぶる気持ちを抑え登山口に足を踏み入れた。
林道を経て雑木林の中を歩いて行くと、目の前に川が現れる。事前にブログや登山本などで承知していて、ちゃんとスパッツを付けてきたが、この登山道、徒渉の連続。「徒渉は思い切りが大事」というどこかで見かけた言葉を胸に、バシャバシャと徒渉を繰り返しながら徐々に高度を上げていく。涼しい当地とはいえ夏真っ盛りのこの時期、こうした沢歩きは嬉しい。

大滝の登山道。先を読みながらの歩きが求められる。

そう、そう感じたのも最初だけだった。徒渉を30回超えたころ、目の前に現れた大きな滝。次はこの滝の脇が登山道で、水量こそ多くはないがほとんど水の中を歩いて登って行くこととなり、その途中においても徒渉を何度か行うコース設定となっている。この山の岩は水の中では多少滑るので、それなりに注意が必要で、極力フラットになってる所を選んで足を運んでいたが、この大滝の途中でルートを誤り、つまり徒渉すべき所を徒渉しなかったためにエライことになった。流れ来る水の中、足もとのグリップは徐々に弱くなっていき、それを補う手綱となるべき木の枝などもなくなり、しまいにはほとんど四つん這いになって、片手は滝の脇の雑草を必死につかんでて恐る恐る登っていくという有様。もう、ほとんど蟹のタテバイ状態。かといって、この状態だと戻るに戻れないので、ひたすら登るしかない。一度でも足を滑らせたらちょっとした怪我では済まされないこの高さ。正直、死の恐怖を感じた。幸い、その後、滝の途中で斜度がほぼフラットになっているところがあったので、徒渉し、安全なルートに戻ることができたけど、やはりルート選択は大事だってことを身をもって体験することとなった。

チングルマはすでに綿毛。山では夏も終わりかな?

その後は、胸突き八丁と呼ばれる急登を堪えて、視界の開けてきた登山道をたまに振り返ったり、高山植物に目をやったりして山頂に辿り着いた。ただ、この日は朝はまあまあ晴れていたんだけど、山頂では視界ゼロ。なので、休憩もそこそこに下山。この山の一般的なルートは、登りは旧道と呼ばれる沢伝いのルートだが、下りは新道と呼ばれるちょっとした尾根歩きを体感できるコース。ただし、尾根歩きのあとに待っている下りはなかなかのハード感があって、久々の山ということあったけど、正直、足に来た。太股がパンパンになり膝が笑っていた。
今回の山、総括して言うと、全体的に登山道の整備がなされていない、いわば自然そのままに近い山で、整備された登山道に慣れた自分にとっては、体力、気力面で結構な疲労感を味わうこととなったということ。ダケカンバなどの樹木は登山道に覆いかぶさり、中腰での歩行は太股などにボディーブローのように効いたし、沢そのままの登山道や水分の多い下り道では、足元の滑りを常に気にしながら踏ん張っていた。とにかく距離や高度の割には体力を使ったし、気も使った。1500mクラスの山だからといって侮ってはいけないということかな。
今回の教訓としては、ルートファインディングの大切さと、ランニングだけに頼っていたトレーニングに加えて自転車による太股強化が必要といったところだろう。次回、山にはいつ行けるか分からないけど、当地に来る前に夢見た日本アルプス登山に行ける日を目指し、体力的にも知識的にもコツコツと積み重ねていこう、そんな気持ちを新たにさせる山行となった。疲れたけど、気持ち良かった。やっぱり、山はイイもんだ。

【Start清岳荘登山口~旧道~斜里岳~新道~Goal清岳荘登山口】
総行程は、距離12.1km、出発地点標高680m、最高標高1,547m(斜里岳山頂)、最低標高665m(登山口近くの林道)、移動平均速度1.7km/h、総所要時間6h57m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2013年9月23日月曜日

活きている火山『雌阿寒岳』

山頂付近から望んだ火口の青池と阿寒富士

北の大地での山歩き第二弾は深田百名山の雌阿寒岳。天気予報は晴れ時々曇りで、期待大での出発。今回も事前にレンタカーを借りて登山口へ向かった。
登山口付近は、見事なアカエゾマツの林が続き、3合目あたりから早くもハイマツが顔を出し始める。この山、ハイマツ帯が続くが、雄阿寒岳とは違って眺望は良く、徐々に高度を上げていることが体感でる。また山頂付近は岩塊・砂礫地帯となっていて、バリエーションに富んだ山歩きを楽しめる。それほど傾斜もきつくないので、初心者からベテランまで皆、楽しめる山かな。この日もすれ違った登山者は老若男女合わせて数十人。

歩き始めは少し寒いくらいが良い。自分はいつもそう思って薄着で歩き始める。この日も長そでTシャツで歩いていた自分。高度を上げるとともに息も弾み、汗びっしょり。ところが、途中で頂上付近を見上げると、不穏な雲がすごい勢いで流れている。8合目まで登ると、やはり雲(霧)で周りは真っ白、なのに物凄い風。たまらず、持ってきたウールのTシャツとレインを装着。スントの表示は10℃だが、体感気温はさらに低い。山の天気は変わりやすいとはいうが、自分、こんな体験は初めてだったので、準備の大切さを改めて実感。ちなみにこの日は一日中、移動性の雲が切れぎれで流れてきて、頂上付近では常に風が強く、たまに雲が切れた時に眺望が利くといった日だった。

阿寒富士から望んだ雌阿寒岳。中央奥が山頂

さて、この雌阿寒岳という山、歩く前までは認識がなかったけど、現役の活火山。頂上はいわゆる火口の外輪山にあるのだが、そこに立っていると、「ゴーォォォッ!ゴーゥオー!」といった音を発しながら噴火口から火山性ガスを勢いよく噴出している。時折、雲が切れたときに見える火口付近の様子は、地獄谷とでもいうのか、その迫力は圧巻。正直、ちょっとビビってしまった。
この日、雌阿寒ついでにお隣の阿寒富士にも登ったんだけど、帰路を辿ろうとしたときに見えた雌阿寒の山頂付近の空の青さ。ふと、もう一度あの頂上に立ち、そこからの景色を見たいとの衝動が湧きあがった。そう思ったら、いてもたってもいられず、急きょコースを変更して、標高差250mをもう一度登り返すこととした。そしてしっかりとそこからの景色を目に焼き付けてきた。正解!大感動の景色。

この山の魅力を一言でいうと、何といっても山頂からの眺望。目の前に広がる荒々しい活きた火山の姿と、遠くに広がる湖、緑、山。機会があれば是非もう一度歩いてみたいと思っている。

【Start野中温泉登山口~雌阿寒岳~阿寒富士~雌阿寒岳~Goa野中温泉登山口】
総行程は、距離11.1km、出発地点標高710m、最高標高1,499m(雌阿寒岳山頂)、最低標高710m(出発地点)、移動平均速度1.7km/h、総所要時間6h43m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2013年7月15日月曜日

北海道初登頂『雄阿寒岳』

雄阿寒岳山頂、1371m。初の北海道の山、感動です。

北海道の山は初めてだった。奥多摩を中心に歩いている自分にとっては、山の雰囲気の違いに「ふ~ん?」や「へ~!」の連続の山歩きとなった。
この日は、前日に準備していたレンタカーに乗り込み、登山口に到着したのは朝6時半頃。国道にはご丁寧に「雄阿寒岳登山口」といった立派な案内板があったので、場所はすぐに分かった。
駐車場は12~3台も駐車すればいっぱいになってしまいそうな小さなもので、あと2~3台で満車になるところ。セーフ!
歩き始めは、阿寒湖、太郎湖、次郎湖と、湖の間を縫うように歩き、少しずつ標高を上げていく。ここはさすが北海道、辺りはトドマツやエゾマツの林。スギやヒノキ林を見慣れた自分にとっては、何やら不思議な光景。その後、だらだらとした登りが続くが、4合目と5合目の間はこのコースにしては珍しく急登が連続する。4合目看板にも書いてあった「ここから5合目迄がガマン所」とはこのことなのだろう。

トドマツ林の登山道。さすが北海道!

この登山コース、その大部分が樹林帯域なので、展望はあまり良くない。5合目まではほどんどないといってよいだろう(5合目といっても標高1200m近くで、距離としても頂上まで7割方の地点)。ただ、その分、5合目あたりから時々望むことのできる雌阿寒岳、阿寒湖、偽ピークの景色は最高。この日は特に最高の天気だったので、展望の開けた場所に出ると、それまで鬱々としていた気分が一気に解放され、思わず「おぉお~!」と叫んでしまう始末。
頂上に着くと、いわゆる360度の大パノラマ。いつかは目指そうと思っている斜里岳、その奥には知床連山。逆を向くとなんと大雪山系までが遠くに望むことができた。大感動である。北海道の山もなかなか良いではないか。ああ、家内にも見せてあげたい。喜びを共有したい。ふと、そんなことを思った。

ただ、ここのコース、登山道が極端に狭いこともあって、5合目付近から山頂付近までは、一部に開けた場所はあるものの、基本、ハイマツのトンネルが続く。それ以外のところも草木が登山道に覆いかぶさっているところが少なくなく、多少のストレスは感じる。春とか晩秋の草が伸びていない時期に歩く方が良いかもしれない。まあ、それだけ本来の自然に近い形の山ということなのだろう。自分のようにきれいに整備された登山道ばかりを歩いていると、真の自然を忘れがちになってしまうけど、そこは当地でしっかりと自然との向き合い方を勉強することとしよう。

 8合目を過ぎた辺りにそびえ立つオベリスク? 写真中央の斜里岳とその左奥は知床連山。

【Start雄阿寒岳登山口駐車場~雄阿寒岳~Goa雄阿寒岳登山口駐車場】
総行程は、距離12.1km、出発地点標高421m、最高標高1,371m(雄阿寒岳山頂)、最低標高421m(雄阿寒岳登山口)、移動平均速度1.8km/h、総所要時間6h40m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2013年7月6日土曜日

釧路湿原国立公園『温根内(おんねない)木道』

どこまで続くのか、果てしない光景

自分、訳あって釧路湿原国立公園にいる。いや、行ってきた。
ここの湿原、テレビなどで誰しも一度は見たことがあるだろう、我が国随一の大湿原で、そのごく一部ではあるが、実際に見てきたところ、とにかくだだっ広い。それでいて国立公園なので、どこでも自由に足を踏み入れることはできないらしい。まあ湿原だから、入ったとしてもズボズボなんだろうけど。そこで、この湿原では各所に木道の散策コースを設けて、この大自然を少しでも感じられるようにしているというわけ。

先日自分が行ってきたのは、湿原の西側に位置する温根内(おんねない)木道。ここの散策コースは2kmコースと3kmコースがあるが、暇人の自分は当然3kmコースをチョイス。

ワタスゲ、サギスゲ、カキツバタ。ここは水生植物だらけ。

それにしても北海道の自然は雄大である。3km程度の短いコースではあるが、とてもでないが、この数行しか書かないブログに、その感動を書き記すことは不可能である。とにかく今まで見たことのない景色なのである。
日本にこんな景色があったのか。なぜ今まで見に来なかったんだろう。ああ、家族に見せてあげたい。太陽の日差しが照りつける中、緑の大地は、さしずめアフリカのサバンナを思い起こさせる(行ったことはないけど...)。ふと、何年か前に読んだ「沈まぬ太陽」を思い出す。
そんなことを考えながら、ただただ、遠くを見つめていると、気づかないうちにそばにいた観光客から写真を撮ってほしいと声をかけられ、ふと我に返る。

食虫植物タヌキモの花も咲いていた

仕事や普段の生活で、ちまちまと細かいことをやっている自分がたまらなく恥ずかしい存在に感じられ、この大自然がまるで自分のちっちゃなところを嘲笑っているようにも感じられた。
さあ、明日からはもう少し気持ちに余裕をもって、日々の生活に当たろう。この感覚は何なのだろう。田舎ボケ?それとも目から鱗?


【Start温根内ビジターセンター~温根内木道3kmコース~Goal温根内ビジターセンター】
総行程は、距離3.2km、行程中標高差7m、移動平均速度2.5km/h、総所要時間1h17m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加