トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。
ラベル 雑感 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 雑感 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年3月2日土曜日

久々に考える。富士山は登るべきか。

最近、週末に天気が悪かったり、仕事が入ったりで山に行けないでいるから、少しだけ山について呟いてみることとした。

登山にあまり詳しくない人には、「富士山に登ることが、山やを名乗るうえでの登竜門であり、登ったことのない者は登山を語る資格が足りない」みたいな感覚がそれなりにあるみたいで、以前、職場の人に「山をやっているそうだね。富士山には登ったの」と聞かれ、登ったことがないことを告げると、「えっ?」みたいな反応が返ってきた。そんなとき、自分は、「富士山は見る山で登る山ではない」という言い訳を使っているが、富士山以外に高尾山くらいしか知らない輩たちは、それを言い訳ともギャグとも取れない不思議なリアクションと捉えるみたいで、それ以上突っ込むことなく、お互いに愛想笑いのような苦笑いが湧いて出てくる気まずい雰囲気になる。なんだか、そんなことを思い出した。

年の初めに富士山を見に山に行ったこともあり、富士山のことを少しだけ真面目に考えてみたくなったわけだが、まあ、そんなわけで自分は富士山を歩いたことがない。登頂にまったく興味がないわけではないが、なにぶん、あの人気である。新型コロナのせいで少しは登山者が減ったようではあるが、それでもやはり二の足を踏んでしまうのは、自分だけではないだろう。多くの登山者もそう思うだろうが、自分の場合、山歩きに期待する要素として、「静けさ」や「自然回帰」といったことも大事にしているので、そうなるとおのずと富士山は山歩き対象から除かれてしまう。それでも、やっぱり気になる。富士山は、山やにとってそんな山なのだと思う。

とはいっても、現実としては、登山者は2023年も20万人をオーバーしたようで、登山期間が3か月もないことから考えると、やはり異常な数字で、今後、富士山人気が衰える時期を待ったとしても、おそらくは自分の残り少ない山人生一生待っていても、その時期は訪れないだろう。思い起こせば、2013年に世界文化遺産に登録されたことが、富士山人気に拍車をかけたのだろうが、そのことから外国人観光客も増加し、挙句の果てには入山料徴収ですよ。まあ、あの風貌・容姿だ。昔の人も現代の人も、日本人も外国人も登りたくなる気持ちはよくわかる。

北斎や広重がとりこになった富士山。そしてその作品に魅了された芸術の都パリを中心としたヨーロッパの人々。特にひまわりで有名なフィンセント・ファン・ゴッホ、あの画家も浮世絵のフジヤマに魅せられた一人だ。そんなことを考えると、今の世のインバウンドの富士山人気も、今に始まったことではないということか。

そんなことを考えていると、富士山のことがいとおしくて仕方がなくなってくる。令和の時代の人間でさえ、そう思うのだから、娯楽や情報量が絶対的に少なかった時代の日本では、どれほど富士山という山が憧れや崇拝の対象となったのか計り知れない。今住んでいる町は、富士山まで直線距離でおそらく160km以上離れた場所に位置しているのだろうが、1月の富士見登山でも多くの観光客が富士山を見に来ていたこともそうだが、こんなに離れた土地でも富士山の影響は、いたるところに見られる。今から600年以上も前の室町時代前中期にはすでにこの町に富士神社が創建されていたらしいし、町名にも富士見町(不二見町)があるなど、この町にもがっちりと富士山の意識が根付いているのが分かる。また、偶然なのかもしれないけど、この町の公園には、富士山型の滑り台がたくさんあるらしい。つまり、昔も今の世も、この町は普段目にすることのない、遠く離れた富士山を少なからず感じているということなのだろう。

そんな、日本国民にも外国人からも愛されている富士山。果たして登るべきだろうか。

まあ、この問題、久々に考えてみたが、やはりいくら考えてもすぐには答えは得られそうもないので、もう少し、富士山をめぐる世の中の動きを見ながら、自身の年齢を重ねていこうと思う。もしかしたら、そのうち何らかの作用が起きて、富士山を歩く機会に恵まれるかもしれない。いつになるかは分からないけど、しばらくはそうしてみよう。

それにしても、果たして、富士山は登るべきなのだろうか。あっ、また考えてしまった(笑)。

2023年8月26日土曜日

夢と散った夏山登山

この一年、着々と計画を練ってきて、体力強化とか、コース選定とか(ちなみに夏山フェスにも行って山小屋の人にも相談した)、高速バスの予約とか、山小屋の予約も解禁日の朝イチに取ったし、下山後の温泉宿も取っておいた。直前にはトレーニングのしすぎで、珍しく膝も痛めたから、サポーターも買ったし、整形外科で山行中にも服用できそうな痛み止めまでもらってきた。

なのに、あの台風7号、なぜこのタイミングであのコースでやってきた(怒)。ギリギリまでいろんな天気予報サイトと睨めっこしたが、無駄だった。何もかも無駄になってしまった。断念することを決めた時は、全てが終わったと、放心状態になりながら、各種、キャンセルの手続きを進めたようだが、今となっては、その時の記憶が定かでない。

今もまだ、これから何を目標にして生活していけばよいのか、考えられないし、まだ考えたくもない。

ちなみに自分が歩こうと思っていた山域は、こちらなんです。山歩きは、半ば天候との戦いのようなものであることは分かっているが、それにしてもそりゃないよ、お天道様。そして、さよなら雲ノ平(涙)。


時間 27:24  距離 53.7 km  登り 3,808 m  下り 3,797 m(4泊5日テン泊山行)

2023年3月18日土曜日

娘からの登山安全

現在、単身赴任中の自分、先日、久々に家に帰った時に、家族で御岳山に行ってきた。山歩きというよりも、御嶽山神社にお参りにって感じかな。久々の御岳山は相変わらず、観光客や登山客で賑わっていて、何だか懐かしかったですね。軽装で行ったので、初め肌寒さはあったけど、歩いているうちに身体が温まってきて、御嶽山神社に着く頃にはポカポカ。

ここ御岳山は自分の山歩きの原点とも言える山、山の神様にしっかりと家族の安全と、山歩きの安全を祈ってきた。子供たち(孫がいるんです)も、わいわいと大騒ぎしながら、疲れ知らずで御嶽山神社まで一気に登り詰めた。子供ってほんと元気ですね。そんな中、娘が(こちらは私の実子です)、「はいこれ」と、手渡してくれたのが、登山安全と書かれた御嶽山神社のお守り。嬉しかったです。

少し大人になってきた娘に感謝してありがたくいただいたこのお守り、今年、挑むであろうあの山に一緒に連れて行こうと思います。大事ですよね安全登山、皆さんにもこのご利益をお裾分けします。どうか安全登山で、楽しい歩きの時間を過ごしてください。

2021年1月2日土曜日

2021年、今年の山行目標

昨年8月、木曽駒に登る途中の千畳敷カール

新たな年が始まってしまった。昨年はコロナ騒動もあって、結局は、山行5回、踏んだ山頂は4座(生涯山行83回、178座)に終わった。なんとも情けない回数だ。こうも山に行かなくなると、山に行かない生活が当たり前になり、山への情熱も忘れかけそうになる。でも、やはり頭の片隅にある、あの懐深い峰々の景色や、登りで荒くなる息遣い、そして山頂に辿り着いた時の感動が、これをフラッシュバックというのか、ふとした瞬間に目の前に現れ、そしてリアルに感じることがある。「ああ、山に行きたい」そんな気持ちが湧いて出てくることがある。もはや病気だ。

3月、妙義山中間道で第一石門に臨む途中の鎖場

今年こそは、もしかしたらコロナワクチンを接種でき、少しは安心して山歩きを楽しめるようになるかもしれない。そのためには、鈍りきったこの身体を再びハードな山行に耐えられるように鍛え直さなければならないと思っている。今できることを地道に続ける。これが今の自分に課せられたタスクだと思う。したがって、今年の目標は、登頂目標を掲げることはせず、「体力向上、肉体強化」を目指すこととする。急がば回れの精神です。頑張ります。

具体的には、ランニングを再開したいかな。それと筋トレも。ただし筋トレは、スポーツジムに通いたいところだけど、さすがにマスクをしながらの筋トレはキツいので、なんとかセルフトレーニングで頑張りたいと思うが、サボり癖のある自分、どうすればそんな悪癖を出さずに済むかが大きな課題となるだろう。

当たり前のことだけど、自分もだんだんと歳を重ね、山歩きができる年齢も毎年、1年ずつ少なくなっていく、そんな感覚で新年を迎えるようになってきた。一年一年を大切に今年も良い年にするよう、頑張っていきたいと思います。今年もどうか、いい山歩きができますように。

10月、日光白根山の山頂付近で

 

2020年8月1日土曜日

WITH CORONA – MILLET deltamask –

最近、噂のミレー、デルタマスク。

新型コロナの感染者増加の勢いが強くなってきている今日この頃、世の中的には登山に行くことなんかはおそらく論外で、声に出すことも憚られる状況にあるのかも。このウィルスが本格的に流行し始めてからは、山を訪れていないので、自分自身、山の状況が今ひとつ見えないが、果たしてどのくらいの登山者が山に入っているのだろうか。
TwitterやInstagramの情報を見る限り、山は絶対ダメというわけではないようだが、現場は本当にそうなのだろうか。登山口のある集落などは、登山者が来ることを嫌がっていないのだろうか、恐れていないのだろうか。そんな、潜在的な不安が山へ向かう気持ちを萎えさせてしまっているのだと自己分析しているが、そうは言いつつも、身体のどこかで?頭のどこかで?心のどこかで?よくわからないけど、山を求めている。やっぱり山に行きたいのだ。

ようやく湧いてきた山への思いに応えるために少しだけ動いてみた。山でも咳エチケットは必須らしいので、頑張って噂のミレー、デルタマスクを購入した。手に入れるのにはやや苦労したが、とにかく手に入れた。ミレーの公式ホームページには、野口健さんとの共同開発したこのマスク、「完売しました」のお詫びサイトができていたが、そんなに反響があったのか?
このデルタマスク、素材には速乾性で知れたポーラテック社のデルタを採用し、その特性でもあるウロコ状の素材が肌に密着することなく、通気性を向上させているようなのだ。確かに着けた感じも顔にべったりと付く感じはなくて、無数の突起を直接感じることができる。これはイイ、これなら普段のランニングもそうだし、もしかしたら山を歩いているときも装着したままでも行ける気がする。なんだか、少しだけ新たな山歩きのイメージが湧いてきました。

あとは、移動時や登山口、山小屋や山頂など、人が集まる場所での密にならない行動に配慮し、もちろん怪我や遭難することなくすれば、これからのウィズコロナの時代にあっても純粋に山歩きを楽しめることができるような気がする。さて、そろそろ梅雨も明けそうだし、夏山登山でも計画しようかな。

ポーラテック社のデルタの実力は、もしかしたらマスクで最も発揮されるかも。

2020年6月21日日曜日

移動制限が解除されたけれど山は遠い...

2年前に歩いた甲斐駒ケ岳の山頂からの眺め
2年前に歩いた甲斐駒ケ岳の山頂からの眺め。今でも夢に現れる雲上の世界。

今週、県境を越える移動制限が解除された。社会経済活動のレベルをもう一段引き上げるそうだ。年明け辺りから新型コロナ報道がぽつぽつと出始め、2月にあのダイヤモンドプリンセス号での集団感染が分かり、4月に緊急事態宣言が出されると外出の自粛が国民の義務となり、3密とは無関係そうな登山の自粛はおろかランニングもマスク着用が必要となり、唯一の外出である通勤もリモートに変わった。何もかも制限され、制限と無関係なのはストレスと腹囲サイズの増幅だけとなった。
そんな状況もようやく解除されたものの、2か月余りの引きこもり生活は体だけではなく自分の気持ちも堕落させ、精神を硬直させ、活動という言葉から縁遠い生活習慣がしっかりと根付いてしまったようだ。
寝ても覚めても山のことを考え、山を愛する気持ちは衰えるどころか、むしろ以前よりも山が恋しくてたまらないはずなのに、なぜか体が動かない。鈍った身体を鍛え直さなければいけない気持ちを強く持っているはずなのに、なぜか体を動かそうとしない。どうなったんだ自分。
現実的に考えても、山に行くには密になりがちな電車に乗らなければならないし、駅を降りてから登山口までは、さらなる密のバスにも乗らなければならない。テント場について、そこが多くのテントで密集していたらどうしよう。そもそも、そんな不安心を抱きながら歩いて、果たして楽しめるのだろうか。万が一にも滑落などで遭難騒ぎになったら、マスコミの格好の餌食だ。以前の自分ならあまり思わなかった様々な不安心が、頭の片隅に常に貼りついている。こんな発想を抱く自分は頭がおかしくなったのだろうか。いや、だからこそ山に行って頭の中にもやもやと霞む悪いものを吐き出さないといけないのだろうとも思う...。こんな堂々めぐりとでもいおうか、答えの出ない自問自答を幾度とも繰り返してばかりいて、結果、身体が動かなくなってしまう。
さて、どうしよう。苦悩はまだまだ続きそうだ。山はまだ遠い。

2019年1月12日土曜日

2019年の山歩きに向けて

甲斐駒山頂から望んだ日本の山TOP3(富士山、北岳、間ノ岳)。

先の年末年始、意外にもやることが多くて、毎年、掲載していたその年の山歩きを振り返る記事を掲載し損ねてしまった。今さら振り返りをタイトルにするのも変なので、今年の山歩きの展望についての記事に合わせて昨年の振り返りを書くこととした。
早速だが、昨年は山行13回で、踏んだピークは27座(生涯山行74回、165ピーク)。おおむね、月に1回山歩きをしたこととなる昨年。うち前半6月までに9回歩いていた。これはやはり天候の影響かな。昨年後半は天候が崩れる日が多かったからね。

仙丈ケ岳山頂まであと30分の地点。画像にはないが右側の藪沢カールが美しい。

昨年の山歩きで最も印象に残っているのは、何といっても南アルプスは仙丈ヶ岳甲斐駒ケ岳。自身初となる3000m峰の仙丈ヶ岳は、その山容が雄大で、登山道には高山植物の花々が咲き乱れ、まさに南アルプスの女王と呼ぶにふさわしい山だった。中央本線から見える勇姿に憧れていた甲斐駒ケ岳、実際に歩いてみると、屈強な直登コースに手こずったが、山頂にたどり着くと霊峰としての神聖な雰囲気に息を飲んだ。どちらの山も個性的で素晴らしかった。ベースキャンプとした長衛小屋の幕営での2泊3日の山旅は、今考えると遠い夢のよう。

長衛小屋のテン場は、カラフルなテントでいっぱいだった。

今年、狙っているのはやはり南アルプスや北アルプスの縦走旅。また、八ヶ岳も全山制覇したいな。今年のGWは10連休だから、天候さえよければどこかを歩いて来ようと思っている。いずれにして、今年もまた新しい山旅に挑み、自分の心に多くの思い出を刻み込みたいと思っている。さて、今年はどの山を歩こうか。

今年はこの3000mの峰々を歩いてみたい。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2018年10月28日日曜日

栗城史多さん、改めてご冥福をお祈りいたします。

享年35歳、若くしてこの世を去った栗城さん、改めてご冥福をお祈りします。

栗城 史多(くりき のぶかず)、今年、エベレスト南西壁ルートからの単独無酸素での登頂チャレンジにおいて、途中、無線連絡が途絶え、捜索隊が遺体を発見した。5月21日のことだ。体調を崩して下山途中に滑落死したと報道されている。
心ない一部の者から「下山家」などと揶揄されるほど、彼はエベレストとは相性が良くなかったようで、単独無酸素という無謀とも言えるその登山スタイルもあってだろう、8度の挑戦の甲斐なく、結局、登頂を果たすことなく、この世を去った。
昨日、栗城さんの追悼ギャラリーに行ってきた。老若男女問わず思ったより多くの人が訪れていて、人気の高さを改めて認識した。

たくさんの方の応援を得てエベレストに挑戦したのだろうだが、本当に残念なことだ。

そんなこともあり、山での危険と死について改めて考える良いきっかけとなった。エベレストの、しかも単独無酸素といった世界トップクラスの登山と、自分のハイキング程度の登山とを当たり前のことだが比べるなんて、とてもおそれ多く、恥ずかしいことだとは承知している。まったく、世界が違うのだから。ただ、子を持つ親として、山をやる仲間を持つ友として、その死を身近なこととして置き換え考えてみると、「冒険心」というある種の欲望なのか人間の本能なのか、あるいは見栄なのか、いずれにしても冷静に考えてみると命を軽く考えがちな行動は、自分本位であって、周りの人のことをまるで考えていない。

たくさんの方が、追悼ギャラリーを訪れていた。

一度きりの人生において、それがいいか悪いかなんて議論することは考えてはいないが、ただ、大事な人がいなくなるなんてやはり単純に悲しい。だから、自分はこう思う。「そこを進む前に大事な人の顔を思い浮かべてほしい」と、岩を登る前にそんなことを考える人間なんて、たぶん誰一人としていないと思うが、でも、例えば崖から落ちる瞬間には一瞬思い浮かべるのではないか。自分は、昔、海でおぼれて危ういところを人に助けてもらった経験があって、その時、もうだめだと思った時には家族の顔が一瞬、脳裏をよぎった。自分はたまたま命を失うことはなかったが、時すでに遅しとなる前に、どうか考えてほしい。そう思う。
ただ、栗城さんの場合、そんな思いもおそらくは届かなかったのだろう。冒険家というのは、そういうものなのかもしれない。ただただ、残念です。今となってはご冥福を祈るだけです。


こんなメッセージがあった。もしかしたらあの世でも挑戦を続けているかもしれない。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2018年6月24日日曜日

山歩き8年、奥多摩軌跡

先日、雲取山を歩いていてふと思った。「奥多摩、ずいぶん歩いたなあ」と。自分が山歩きを始めたのは2011年。初めての単身赴任を終えて、家内と共通の趣味を持って、離れ離れだった期間を少しでも取り戻そうと思ったのがきっかけだと記憶している。その時に初めて歩いたのが奥多摩は鳩ノ巣渓谷。その時の感動が忘れられなくて、その後も奥多摩に足しげく通った。都内に近いこともあって(というか奥多摩はほぼ東京都だから)、家内とだけではなくて、一人でもとにかく歩いた。
やがて、奥多摩以外の山域にも足が向き、いつしかアルプスだの八ヶ岳だのと人気の山を歩くようになった今でも、地元の裏山散歩でもするかのように奥多摩を歩いている。さすがにこれからの季節は、暑かったり虫が多かったりでなかなか奥多摩は歩かなくなるだろうけど、それでもがっつりと歩きたいときは奥多摩を歩くんだと思う。歩きなれた山域だけあって、とにかく安心感はある。だから、これからも奥多摩は自分にとっては大切な場所、きっと年を取って歩けなくなるまで、ずっと、ずう~っと、歩くんだと思う。
今回、自分が山歩きの記録を取っているカシミールの奥多摩軌跡を改めて振り返ってみた。いや~、さすがに結構歩いたなって感じですね。

主要な登山道はほぼ歩いたかな。それにしてもよく歩いたものだ。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年12月24日日曜日

2017年、今年の山歩きを振り返って

『下ノ廊下』は水平歩道。その高さにビビりながらも最高に楽しかった。

いよいよ今年もあと数日で終わる。早いものだ。振り返ってみると、今年も色々なことがあった。山歩きに関していうと、今年はなんとも天気に泣かされた年だった。山行を計画しては雨に流される。そんなことを何度繰り返したことか。断念した山行には念願だった槍ヶ岳登山もあった。せっかく槍に備えて装備も追加で購入したのに、中止が決まった時はさすがに落ち込んだし、いまだに悔やまれる。

米粒のように見える登山者たちがここのスケールの大きさを証明している。やはり水平歩道。

そんな一年だったが、そうした中でも今年歩いてきた山行を改めて振り返ってみると、まずは、なんといっても記憶がまだ新しい『下ノ廊下』だろう。今でも思い出すとゾクゾクしてくる。この山行、自分のこれまでの拙い経験の中ではどう考えてもその経験値はだんとつナンバーワンだと思う。ただ、そんな『下ノ廊下』も考えてみると、槍ヶ岳がダメだになったことで浮上してきた山行だった。今となってはそれはそれで良かったと思っている。物事、どう転ぶのかは分からないものだ。それから今年は初めて『涸沢カール』にも足を踏み入れることができたし、南アルプスは『鳳凰三山』も歩いた。そうそう奥秩父の縦走も。まあ、なんだかんだ言ってもこれだけ歩ければいい方と言ってもいいのかもしれない。

夕闇迫る涸沢カール。涸沢小屋とその背後には北穂高岳が。

結果、今年は山行9回で、踏んだピークは34座(生涯山行61回、138ピーク)。やはり雨のせいであろう回数は少なかった一方で、今年はテン泊山行を5回行ったことから山行回数の割には踏んだピーク数が多かったことが特徴的な年となった。

観音岳山頂から地蔵岳方面を眺める。右側に見えるのは八ヶ岳。

さて来年のことだが、来年は今年よりも山行回数を増やしたいと思う。今年、降る雨を何度恨めしく思いながら自宅の窓から眺めたことか。だから、来年はまずは回数にこだわりたいと思う。それと、やはりとでもいうか、北アルプス、南アルプスともそれぞれ最低1回は歩いてみたい。わがままな願いだろうか?でも叶えるよう最大限の努力をしたいと思う(自分の場合、仕事でもこのくらいの意気込みを見せた方がよいのかもね...(失笑))。
ということで、今年1年、怪我なく無事に歩けたことに感謝し、来年もまたよい山行ができるよう、山の神様にお願いすることとして1年を締めくくることとする。

GWで賑わう奥多摩小屋のテン場。日が沈んだころからガスり始めてきた。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年4月22日土曜日

山系フリーペーパー


今の世の中、フリーペーパーで溢れかえっている。街角、鉄道の駅、コンビニ、観光施設、時にはポスティングされたり。それにしても、このフリーペーパー、広告収入をもとに無料で配布されている刊行物であるけれど、内容はけっこう充実していて、無料だからといってバカにできない。だから自分の場合、近所の山岳系某ショップで新しい「山系フリーペーパー」を見つけると、たまに持ち帰ってきては読みふけっている。
今回持ち帰ってきたものの記事の中に、自分がひそかに興味を抱いている登山ガイドにまつわるインタビュー記事が載っていた。その記事によると日本山岳ガイド協会では、同協会が認定している山岳ガイドや登山ガイドの資格を国家資格にしようと取り組んでいるらしいのだ。凄いではないか!自分、いいおじさんで、仕事も昔ながらに一つの会社にこれまでの人生を捧げてきた。でも、最近子供が巣立ち、間近に迫ってきた定年を考えると、もし諸事情が許すのなら、第二の人生、大好きな山に関わる仕事ができたらなと、小さな小さな夢ではあるがひそかに思っていた。そんな思いを抱いていた折に今回のフリーペーパーの記事、「普通のおじさんの夢」という小さなつぼみがほんの少しだけ大きくなってきたような気がする。
フリーペーパー、いいじゃないですか。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加