トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2014年12月27日土曜日

2014年、今年の山歩きを振り返って

斜里岳。馬の背から山頂を望む。右の峰が山頂。
この一年もあっという間に過ぎ去ろうとしている。なんと今年は早かったことか。
2011年に家内とともに始めた山歩きも今年は4年目。昨年同様に単身生活の中、そして近辺に山がないという環境とはいえ、山好きを公言する者としては、なんとも不甲斐ない一年となってしまった。へたをすれば、山への情熱さえ失いかける年となってしまった。まあ、正直、今年はいろいろあったから、しょうがないのだが。
今年の山は8月の斜里岳オンリー。結果、生涯累計31回59ピークにとどまった。その「斜里岳歩き」、この山しか歩いていないという、ひいき目もあるけど、美しい山で、楽しくもあり、辛くもあり、そして勉強にもなった山行となった。たった一回きりの山歩きではあったが、この山も、これまでの山とは違う魅力に満ちあふれ、山男心をくすぐるには十分すぎるほどだった。だから山ってやめられないのかも。

斜里岳のゴゼンタチバナ。可憐だった。
さて、今年の初めに立てた目標、「テン泊」。せっかく装備を揃えたが、よんどころない事情と、天候に恵まれなかったことから、断念することとなってしまった。一時は前日まで判断を決めかねたこともあったのに、あの時は残念だった。それと、雪歩きもちょっとした目標には据えていたが、これはこれからが本格シーズンだから、今さらながらではあるが、そろそろ計画を練ろうと思い始めているところ。まあ、本格的な雪山は無理としても、雪原を歩くくらいはできるだろう。
そんなことで、今年も目標達成には至らなかったが、自分の置かれている状況を客観的に見るとしょうがないと思っている。何事も無理は禁物、しょうがないことはしょうがないのだ。だから、しばらくは「その時」が来るまで、じっと待っていようと思う。山の神様、よろしくお願いします(笑)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年10月3日金曜日

山ブログを書く意義

自分がブログを書く意義、そんなことを考えてみた。
ルートを解説したブログは山ほどある。美しい写真をこれでもかと載せたブログも山ほどある。もちろん、訪問者はそういった情報を望んでいるので、そうしたブログはたくさん読まれると思う。
でも、自分は何のためにブログを書いているのだろう。一般公開しているのだから、もちろんたくさんの人に読まれることは嬉しいし、なんていうか気持ちイイ。でも、自分がブログを書くきっかけとなったのは、単純に「山はサイコー」、そんな気持ちを綴っておきたかったから。だから、ブログの内容は山歩きの中で感じた気持ちを残すようにしている。訪問者からしてみれば、どこにでもいる山を始めたばかりのおじさんの気持ちなんて、興味はわかないだろうけど、自分としてはそれでもいいのだ。
今年歩いた斜里岳の新道。ハイマツの向こうが稜線っぽい
鮮やかな新緑、古(イニシエ)の巨木、遥か繋がる稜線、天空が近い森林限界、岩の世界等々、自然の美しさや歩きながらふと頭を過る家族のこと、仕事のこと、人生のこと、そんな山歩きを通じて思い浮かんだことを残しておきたいと思った。
もちろん、そんな気持ちに共感してもらえれば嬉しいし、山ブログだから山やグッズなどの情報も提供するから、特に山を始めたばかりの人には読んでもらいたい、そんな気持ちも持っている。ただ、繰り返しになるけど、すべての原点は「山サイコー」という気持ち。だから、これからもそんな素直な気持ちを書き続けようと思う。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年9月6日土曜日

神々の山嶺(かみがみのいただき)

久々に読んだ山岳小説は、世界最高峰エベレストにまつわる話。自分の「山」とは似ても似つかない、まさに登山会トップの世界。主人公は自身クライマーでもあるカメラマンの深町誠40歳。山仲間とエベレストを狙った深町ほか6人の中年隊は2人を滑落事故で失う。失意の中カトマンドゥのとある登山用具店でG・マロリーがエベレスト遭難時に使用していたカメラを偶然にも見つけ、話は展開していく。その中で毒蛇と名乗る天才クライマーの羽生丈二に出会い、最後には自らも生死を賭けてのエベレストの頂に魅了されていく。厚めの単行本上下巻を簡単に言うと、そんなところ。作者の夢枕さんごめんなさい。

かなりリアルな大作。山には神はいるのか?
もし自分が20代の頃に山に魅了されてしまったらどうだったろうか、エベレストは大袈裟と考えても、クライミングの世界に入り込んでいただろうか。高所恐怖症で、臆病で、しかも人に迷惑をかけることが嫌いな自分は、やはりやらなかったであろうか。でも、40歳を越えて始めた山歩き、徐々にレベルを上げていきたいと感じている自分がいることもまた事実。もちろん、今さら本格的なクライミングを始めようとは思わないけど、チャンスがあれば日本アルプスの有名峰に登ってみたいとは思っているので、その場合、ある程度の登攀は必要になってくるはず。
この小説を読んでいると、そんな危険な山登りに挑んでいる自分を想像してしまい、「いつかは俺も」といった自分の中に眠る冒険心みたいなものが目覚めてきそうな、そんな気にもさせた。

今年もあっという間に半分が済んでしまい、当地での山シーズンも残り少なくなってきた。自分はというと、いろいろな事情が発生し、山歩きは当初思っていたほどの成果はあがってはいない。でも、それも自分の運命と受け止めて、これからも山に対しては自然体で臨みたいと思っている。今は行けない時期だけど、山の神様が「今、いいよ」と言ってくれる時は訪れるはず、そんなことを思って日々、トレーニングを欠かさず、過ごしていこうと思う。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年8月4日月曜日

侮るべからず『斜里岳』

朝日を浴びた斜里岳と麦畑。美しい!
行ってきた。情熱を失いかけていた久しぶりの山歩き。今回行ってきたのは、北の秀峰『斜里岳』。
知床半島の付け根に位置するこの山、知床富士とかオホーツク富士とか呼ばれていて、南斜里岳との連峰?ではあるが、見た目はほぼ単独峰で、異名のとおりすそ野が美しい山。
この日は、朝3時半に部屋を出発し、歩き始めたのは6時半。ワクワクした気持ちと同時にたまらなく不安になる入山時の感覚も久し振り。そんな高ぶる気持ちを抑え登山口に足を踏み入れた。
林道を経て雑木林の中を歩いて行くと、目の前に川が現れる。事前にブログや登山本などで承知していて、ちゃんとスパッツを付けてきたが、この登山道、徒渉の連続。「徒渉は思い切りが大事」というどこかで見かけた言葉を胸に、バシャバシャと徒渉を繰り返しながら徐々に高度を上げていく。涼しい当地とはいえ夏真っ盛りのこの時期、こうした沢歩きは嬉しい。

大滝の登山道。先を読みながらの歩きが求められる。
そう、そう感じたのも最初だけだった。徒渉を30回超えたころ、目の前に現れた大きな滝。次はこの滝の脇が登山道で、水量こそ多くはないがほとんど水の中を歩いて登って行くこととなり、その途中においても徒渉を何度か行うコース設定となっている。この山の岩は水の中では多少滑るので、それなりに注意が必要で、極力フラットになってる所を選んで足を運んでいたが、この大滝の途中でルートを誤り、つまり徒渉すべき所を徒渉しなかったためにエライことになった。流れ来る水の中、足もとのグリップは徐々に弱くなっていき、それを補う手綱となるべき木の枝などもなくなり、しまいにはほとんど四つん這いになって、片手は滝の脇の雑草を必死につかんでて恐る恐る登っていくという有様。もう、ほとんど蟹のタテバイ状態。かといって、この状態だと戻るに戻れないので、ひたすら登るしかない。一度でも足を滑らせたらちょっとした怪我では済まされないこの高さ。正直、死の恐怖を感じた。幸い、その後、滝の途中で斜度がほぼフラットになっているところがあったので、徒渉し、安全なルートに戻ることができたけど、やはりルート選択は大事だってことを身をもって体験することとなった。

チングルマはすでに綿毛。山では夏も終わりかな?
その後は、胸突き八丁と呼ばれる急登を堪えて、視界の開けてきた登山道をたまに振り返ったり、高山植物に目をやったりして山頂に辿り着いた。ただ、この日は朝はまあまあ晴れていたんだけど、山頂では視界ゼロ。なので、休憩もそこそこに下山。この山の一般的なルートは、登りは旧道と呼ばれる沢伝いのルートだが、下りは新道と呼ばれるちょっとした尾根歩きを体感できるコース。ただし、尾根歩きのあとに待っている下りはなかなかのハード感があって、久々の山ということあったけど、正直、足に来た。太股がパンパンになり膝が笑っていた。
今回の山、総括して言うと、全体的に登山道の整備がなされていない、いわば自然そのままに近い山で、整備された登山道に慣れた自分にとっては、体力、気力面で結構な疲労感を味わうこととなったということ。ダケカンバなどの樹木は登山道に覆いかぶさり、中腰での歩行は太股などにボディーブローのように効いたし、沢そのままの登山道や水分の多い下り道では、足元の滑りを常に気にしながら踏ん張っていた。とにかく距離や高度の割には体力を使ったし、気も使った。1500mクラスの山だからといって侮ってはいけないということかな。
今回の教訓としては、ルートファインディングの大切さと、ランニングだけに頼っていたトレーニングに加えて自転車による太股強化が必要といったところだろう。次回、山にはいつ行けるか分からないけど、当地に来る前に夢見た日本アルプス登山に行ける日を目指し、体力的にも知識的にもコツコツと積み重ねていこう、そんな気持ちを新たにさせる山行となった。疲れたけど、気持ち良かった。やっぱり、山はイイもんだ。

【Start清岳荘登山口~旧道~斜里岳~新道~Goal清岳荘登山口】
総行程は、距離12.1km、出発地点標高680m、最高標高1,547m(斜里岳山頂)、最低標高665m(登山口近くの林道)、移動平均速度1.7km/h、総所要時間6h57m(recorded_by garmin)。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年7月31日木曜日

山、3日前

狭い部屋が道具でいっぱい。これで準備OK?
久々の山。今年初めての山だ。
周りに山のない当地に来てから、めっきり山に行く機会が減った。この1年余りで、山行は今回で3回目で、これだけ山に行かないと、山への情熱も忘れてしまいそう。
ただ、その忘れかけている山への情熱も、久々の山を3日後に控え、また燃え上ってきたので、ちょっと気が早いかもしれないが、今日、持ち物チェックを始めた。まあ、3日あれば、仮にもれているものがあったとしても、出発までに思い出すことだろう。
肝心の天気は、今のところの予報では晴れ時々曇り。このまま持ってほしいところ。体力作りも普段からコツコツとやっているし、あとは当日、気を抜かずに怪我をしないようにするだけ。...だと思う。久しぶりの山だし慎重に歩こう。あ~、楽しみだ。早く行きて~!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年7月13日日曜日

今頃?冬のお供サーモス・ステンレスボトル

なかなか格好いいよネ!
今ごろなぜサーモスなの?と我ながら思うが、次の冬が来る前に(って、かなり気が早いが)、先日、買ってしまったサーモス・ステンレスボトル900ml。いわゆるサーモスの「山専ボトル」だが、このモデル、昨年10月に出たばかりのニューモデルで、もちろんまだ使ってはいないが、各種レビューを拝見すると、旧モデルより確実に能力アップしているようだ。しかも、専用ポーチまで手に入れたから、合わせて使うとより便利。
このボトルの特徴をざっと並べてみるとこんなところかな。

①保温力は、どのメーカーと比べても負けない。冷蔵庫に12時間入れた後もカップ麺に使えるらしい。
②各所に滑り止め仕様を取り入れているので、グローブのままでも使いやすい。
③旧モデルより100ml容量アップしたのに超軽量の390g。
④気圧差による栓がきつくなる現象にも対応済み。

さらに、専用ポ-チにより本体に傷が付きにくくなるし、何といってもルックスが格段にアップ。自分的にはこれ重要。いつかはこいつとともに冬山でカップ麺食べたり、コーヒー淹れたりしたいものだ。せっかく当地に来て耐寒性が強くなっているんだから、季節的に変なコメントだけど、冬山行きてー。
グローブのまま、こんな感じで使うらしい。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年6月21日土曜日

≪ちょこっと情報≫当地のコマクサは今が見ごろ

昨夜の雨を葉に包み、元気に咲いてます。
当地の市街地にある花壇にコマクサが植えられていることは、前に投稿したが、今がちょうど見ごろ。砂礫を敷き詰めたこの花壇、道行く人たちは、この花が女王様だと知ってか知らずか、見向きもせず先を急いでいる。
八ヶ岳あたりのコマクサは7月入り頃が見ごろのようだし、大雪山系も大体同じ時期のようだが、山岳地帯ではないとはいえ寒冷地域の当地では、5月頃から咲きはじめ、見ごろは6月入り後だなんて、なんとも不思議な感じ。さすがの当地も高山帯に比べると気温は高めということか。ちなみに当地の5月の平均気温は9.3℃で、6月は今のところ13.3℃。これだけ聞くと、十分に寒いような気もするけどね。

それと、いろいろな山岳系ブログにも自生例が報告されているが、当地のコマクサの中にも白い亜種が散見される。暇人なので、その割合を数えてみたら、約1000株中、27株。大体3%ってところ。この白コマクサ(?)、可憐なコマクサがより清楚に見えるが、自分的にはやはり薄ピンクが女王らしくて好きだ。
ここでのコマクサを目に焼き付けて、いずれ八ヶ岳のそれと見比べてみたいものだ。果たしてどっちが綺麗かな。やっぱり高山植物の女王は、高山にいるべきだと自分は思うけど...。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年5月17日土曜日

≪ちょこっと情報≫スント・コアのバッテリー

自分でバッテリー交換できるのはいいんだけど。
新しいシリーズを始めた。タイトルどおり、ちょこっとした山関係情報をちまちまと発信しようと思う。どれだけの情報が揃うかは分からないけど、思いつく都度、投稿するつもり。第一回目は、去年購入したスント・コアのバッテリーについて。
去年の3月に購入したスント君、ちょうど1年経った頃に文字盤?上部に乾電池のようなマークが突如として現れた。取扱説明書を見てみると、これバッテリー残量不足マーク。どうもこのスント・コア、バッテリーが1年しかもたないらしい。さっそくバッテリー交換キットを購入したが、このキットの中身、①リチウムコイン電池、②蓋開け工具、③Oリング、④裏蓋が入っていて1500円。
正直言って、バッテリー交換で毎年1500円もかかってしまうのは、なんとなく納得いかない。リチウムコイン電池だけなら200円程度なんだけど、問題はOリング。Oリングはゴム製なので、防水性を確実に維持するためには定期的な交換が必要なのは何となく理解できるが、この規格さえ分かれば安価に別途購入できるはず。こんなこと考える自分、やはりセコいかな。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年4月27日日曜日

名脇役?クラルスLEDランタン

ロービーム点灯中。ハイビームだと読書も可能!
山に行くことができないので、ギアでブログをアップするしかできない最近の自分、ややストレスがたまり気味である。そういうことで、久しぶりのアップの今回もギアの話題。
今回は、テン泊の際にテント内の明かりとして使う『クラルスLEDランタン』で、登山ギアとしては、まあ脇役なんだろう。人によっては専用のランタンを持ち運ぶことなく、ヘッドライトでその用を足している方も多いと聞く。自分の場合は、たまたま雑誌で見かけたこいつが何だか気に入って、しかもたまたまショップで見つけたので、衝動買い風に購入したというわけ。値段は3000円弱ってとこだったかな。

このランタンの機能をざっと紹介すると、まず肝心な点灯モードではハイビームからストロボまでの4種類。それと普通の手持ちライトとしても使えるし、もちろんテントの天井からつり下げることも可能。ちなみに単4電池3本使用で点灯時間はロービーム使用で70時間もつらしい。まあ機能的には、言ってみれば普通なんだけど、自分の場合、ルックスも含めて気に入ったのでこいつを使ってみようと思ったわけ。

ここにフックを通し、テント内で吊るすことも可能。
こいつの使い始めは今年の夏の羅臼岳を予定しているけど、知床半島はヒグマの巣窟らしいから、ヒグマ避けとして、夜間、テント内でこいつを点けっぱなしにした方が良いのかな?それとも最近の知床のヒグマは人慣れしてきているらしいから、逆に消した方が無難のような気もするが...。そんなことをちょくちょく考えている今日この頃。なにせ、山の中でヒグマに襲われて、息が絶え絶えになっている自分は想像したくないし、でも、今年は絶対に羅臼岳歩いてみたいし...、登山者はわがままなのである。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年3月21日金曜日

mont・bellのシュラフとマット

シュラフの方が頭一つ分、長さがある。
モンベルの商品を購入するのは、ほとんど初めて。ほとんどというのは、以前マップケースを買ったことがあるから。まあ、どうでもよい話だ。
今回購入したのは、シュラフとシュラフマット。シュラフは「アルパイン・ダウンハガー800」の♯3、登山用のシュラフって、軽くて、収納時もとてもコンパクト。それでいて今回購入したタイプは、対応温度が最低1℃というから、3000m級の山で考えると、夏季対応、中級山岳は冬期間以外は大体いけそう。ちなみにモンベルでは「人により快適に睡眠できたり、できなかったりする温度域」をトランジッション温度域と呼んでいて、域内のリミット温度が1℃のタイプが#3。なんだか良く分からないが...。それはさておいて、モンベルのシュラフはストレッチ性の高さを売りにしているが、いざ使ってみると、それほどでもないなと感じる。まあ、自分の場合、シュラフを使うのがこれが初めてだから、標準が良く分からないので、素人の単純な印象ということで、モンベルさん気を悪くしないでね。
どちらもコンパクトに。ただ、シュラフは畳むのに慣れが必要。
一方、シュラフマットは、「U.L.コンフォートシステムパッド150キャンプ50」、簡単に言うと、ウレタン入りのエアーマットってことかな。長さが150cmで、厚さが50mm、長さが身長より足りない分はザックや何かで枕部分を補えるはずで、今回の購入に当たっては、むしろ持ち運び時のコンパクト性を重視した。50mmの厚さは、クッション性が高く、期待度は高い。ただ、失敗したのは、幅が60cmもあるので、107cmのテント幅に2人分を並べることは難しいこと。将来、家内を連れていく時は何か考えないといけない。

さあ、これでテント泊に向けた装備は一応、整った。あとは、入念な登山計画を立てるだけ。なにしろ、テント泊は初めてなので、今からドキドキ、ワクワクといった感じである。ただし、決行は8月、まだまだ先なのである...。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2014年3月16日日曜日

初テント、NEMO・OBI(ニーモ・オビ)2P

部屋の中で張ってみた。ペグ打てないから皺だらけ。
とうとう買ってしまった、登山用テント。今年の夏は、こっちの山で初めてのテント泊をしてみようと思っている。購入したテントは、NEMO・OBI・2P(ニーモ・オビ・2人用)。このテントに決めた理由は、こんなところかな。
①まず2人用が欲しかった。とりあえずはソロのテン泊から始めるけど、そのうち家内も引っ張り込もうと思っている。
②次にこのモデル、出入り口が2つ付いている。ということは、2人で使用するとき、お互いがストレスなくテントの出入りが可能となるわけで、狭いテント生活では結構重要なことと思っている。
③それと、シングルウォールかダブルかという選択肢。これは迷わずダブルウォールに。シングルより多少重量はあるが、山の不安定な天候を考えると、初心者的にはやはりこっちだろう。
④そして、これもまた重要、コスト。2人用で4.5万円くらい。まあ、安くはないけど、対抗馬のMSR・ヌックが5万円くらいだから、お買い得といえるかも。モンベルは約4万円だったけどね...。
一人で使う分には十分な広さ。
⑤最終的には、やはり気に入ったものであるということ。自分の場合、元々MSRかNEMOを狙っていたんだが、MSRの輸入元が昨年(だったかな?)、おそらく円安に負けたのだろうけど、企業努力の跡が見えない中、急きょ値上げに踏み切ったので、その反発とでもいうか、NEMOに決めた。

こうして、いざテントを手に入れると、無性に山に行きたい気持ちがこみ上げてきた。「ああ、早く山に行きて~」って具合。去年6月、こっちに来てから約9か月になるけど、まだ2回しか山に行けてない。正直、ストレス溜まりまくりだ。山を知った人間は山に行かない限り適切なストレス軽減ができなくなるのだろうか。つまりこれって、「山中毒」ってことかな。ああ、山に行きて~!

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年2月9日日曜日

冬山グローブ

結構大きめの外観
冬山に行くから。

というよりも実用に駆られて、より防寒性の高いグローブを購入した。購入したグローブは「マーモットのシュート・グローブ」。冬山専用というわけではないけど、どの程度のグローブが妥当なのか分からなかったから、お店の人が勧めてくれた、こいつに決めた。
自分が今住んでいるこの街、今の時期、最低気温は氷点下10℃~20℃まで下がり、そんな中を30分近くの徒歩通勤をしている。最初に使っていた手袋は、ウィンドストッパー付きの某山岳メーカーのグローブ。正直、防寒グローブの用をなさなかった。なので、本格的な防寒グローブが欲しかった。そこで、いずれ冬山に行くつもりだから、そんなことも展望して、街中で使用するにはやや派手かなと思いつつもこのグローブを選んだ。
通勤時には、さらにインナーグローブとしてシンサレートのウールの手袋を重ね入れて使っている。それでも強烈に冷え込んだ朝は、起きたばかりで血流がまだ弱いこともあり、指先がジーンとくるくらい、寒いこともある。

自分、冬山に行ったことがないから、本当に自分に合った装備についてはまだ分からないけど、近い将来、冬山にいる自分をイメージしながら、とりあえず今は必要そうな装備を徐々に揃えているところ。次は、何かな。

とりあえずインナーとしてウールの手袋を入れてみた。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年1月25日土曜日

ゴーグル XLINE

見た目も悪くない。って、自分映ってるし...。
当地の気候に合わせてというか、いずれ冬山を歩くためにと思い、ゴーグルを買った。ゴーグルは、若い頃、まだスキーをしていた頃に使ったことがあるけど、あの時は、機能・性能にはあまり興味がなく、ずいぶんと曇ったりしていたなと思い出す。だから今回は、多少、そうしたところも考えて、購入に当たった。ただ、ゴーグルもやはりピンキリの世界なので、有名メーカーは機能面等での信頼性は高いものの、さすがにお高い。その辺のところを考え始めると、「冬山にどれほど行くのだろう」とか、「安いゴーグルと高いゴーグル、そんなに機能の違いがあるのか」とか、結局は、リーズナブルな方向へ導いていくケチな自分が顔を出してくる。
そんなことで、とりあえずお試し購入気分でネットをいろいろと物色していたら、こいつを見つけた。XLINE(エックスライン)というこのブランド、韓国メーカーのものだ。購入ページには、ダブルレンズだとか、アンチフォグだとか、曇り止めだとか、100%UVカットだとか、いろいろと良いことを書いているし、値段も3000円くらいでお値打ちだし、もうこれしかないでしょうと、ポチっとしてしまった。実際に使ってみたらフィット感もまあまあだったし、結構動き回っても曇ることなかったし、トータルで見てもネガティブな感じはなかったかな。強いてあげるとすれば、ベルトのクリップが若干弱い。強めにベルトを締めると、クリップが外れやすいということ。まあ、それも適度なテンションであれば問題ないと思う。
こんな感じで、徐々に冬山用グッズを揃えて、いつかは行くぞ憧れの冬山へ。それまでは、道具ばかりではなく、体力作りや冬山の知識習得に時間を費やすことにしよう。そう、当地にいる間は。

ハードケースとイヤーウォーマー付きもうれしい。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ