昨年8月、木曽駒に登る途中の千畳敷カール |
新たな年が始まってしまった。昨年はコロナ騒動もあって、結局は、山行5回、踏んだ山頂は4座(生涯山行83回、178座)に終わった。なんとも情けない回数だ。こうも山に行かなくなると、山に行かない生活が当たり前になり、山への情熱も忘れかけそうになる。でも、やはり頭の片隅にある、あの懐深い峰々の景色や、登りで荒くなる息遣い、そして山頂に辿り着いた時の感動が、これをフラッシュバックというのか、ふとした瞬間に目の前に現れ、そしてリアルに感じることがある。「ああ、山に行きたい」そんな気持ちが湧いて出てくることがある。もはや病気だ。
3月、妙義山中間道で第一石門に臨む途中の鎖場 |
今年こそは、もしかしたらコロナワクチンを接種でき、少しは安心して山歩きを楽しめるようになるかもしれない。そのためには、鈍りきったこの身体を再びハードな山行に耐えられるように鍛え直さなければならないと思っている。今できることを地道に続ける。これが今の自分に課せられたタスクだと思う。したがって、今年の目標は、登頂目標を掲げることはせず、「体力向上、肉体強化」を目指すこととする。急がば回れの精神です。頑張ります。
具体的には、ランニングを再開したいかな。それと筋トレも。ただし筋トレは、スポーツジムに通いたいところだけど、さすがにマスクをしながらの筋トレはキツいので、なんとかセルフトレーニングで頑張りたいと思うが、サボり癖のある自分、どうすればそんな悪癖を出さずに済むかが大きな課題となるだろう。
当たり前のことだけど、自分もだんだんと歳を重ね、山歩きができる年齢も毎年、1年ずつ少なくなっていく、そんな感覚で新年を迎えるようになってきた。一年一年を大切に今年も良い年にするよう、頑張っていきたいと思います。今年もどうか、いい山歩きができますように。
10月、日光白根山の山頂付近で |
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