ツェルトは3年前に購入していた。ただ、使ったことはなかった。というか、開いたこともなかった。ツェルトは非常時に使うものだから。そうそう使うものではないから。一度開いたら、あの小さな袋にきれいに入れる自信がなかったから。そんな理由を頭の中に並べ立てて開くことのなかった我が「開かずのツェルト」、先日、とうとう開けて、しかも張ってみた。きっかけとなったのは、今年に入って参加したツェルト講習。小川テントの講師の方が、今、述べたツェルトを開けない理由をズバズバ見抜いていき、言い当てられた自分、目からウロコが落ちる思いがし、「これじゃいけない」と、「一度開いて張ってみよう」と、強く思った。
いざ開けてみると、決して上手ではないけど意外に簡単に張ることができた。10分くらで張り終えたと思う。ホント簡単。しかも、不安だった撤収時の袋への詰め込みも意外にスッポリと収めることができた。やはり、やってみるということは良いこと。これで、ザックの中のツェルトはただの重りではなくなって、本当の意味でのエマージェンシーグッズになり得たのだろうと思う。もっと言えば、こんなに手軽に使えるのであれば、ツェルト泊を前提とした山行なんかもイイかなと思えてきて、それができたら自分の山行バリエーションも広がってきそうだし、まじめに一度やってみようかなとも思っている。なんだか、たかが初めてツェルト張りの練習をしただけで、こんなに山の想像が広がってくるなんて、やっぱり物は試しということだな。それにしても、この日、近所の公園で試し張りをしたんだけど、ちびっ子達の注目度は格別で、面倒くさくならないうちに早めに撤収した。あ~恥ずかしかった。