ケチな自分としては珍しく、久々に「山と渓谷」を買った。普段は図書館で済ませているのに「今月号だけは」と思い購入した。というのも、今月号の特集が「悩めるヒザ、予防と対策」だったから。しかも総ページ数は56ページにも及ぶ大特集。ひざ痛に悩む家内に何らかの役に立つのではないかと思い、永久保存版的な感覚もあって購入に踏み切ったというわけ。
ひざ痛の原因や仕組みは別にして、この特集によるとひざ痛の予防策として①歩行の見直し、②筋力アップ、そして③ギアの活用を挙げている。家内の場合は、筋力の弱さが根本的なひざ痛の原因だろうから、鍛え直すことが一番の予防策となるだろうが、ただ、筋力アップは一朝一夕には果たすことはできない。一方、家内の場合、下りのしかも特に階段に弱いらしいので、そうした特徴を見る限り歩き方に問題があると見ていいだろう。だから、今回の特集記事でもう一度歩き方の見直しを勧めてみようと思っている。なお、ひざ痛を予防するギアは財力にものを言わせ(笑)それなりにゲット済みなので、ここは問題ないようだ。ちなみに基本の歩き方は、頭から肩、腰、くるぶしまでを鉛直にすることを基本姿勢として意識することが大切らしい。
ところで、特集冒頭に某有名大学病院の先生が登山者6名の症状を診断するコーナーがあった。やはり本当は専門のお医者さんにちゃんと診てもらったほうが、具体的な対処方法が見つかるみたい。Webで調べてみると、膝専門の整形外科は意外にもたくさんあるみたいなので、家内にもいずれ受診させようかなと思っている。ひざ痛に悩む各位も一度お試しあれ。

