先日の下ノ廊下のこと。降り続く雨の影響もあって、登山道にはたくさんの水たまりができていた。また渡渉を伴う小さな支流越えがいくつもあったりで、山行では水と接する機会が結構多かった。そんな中自分はというと、いつものようにお構いなしに水の中をバシャバシャと歩いていたが、するとどうだろう、登山靴の命ともいえる防水性はどこに行ってしまったのか、つま先あたりから徐々に水が浸みてくるではないか。テン場に辿り着いてさっそく靴の中をチェックしてみると、やはりそうだ、靴の中はびしょ濡れになっている。幸い気温がそれほど下がっていなかったので冷えを感じることはなかったけど、下手をすると下手をするところだった。山どころでなかったかもしれない。しかも、そこは黒部峡谷のまん真ん中で、エスケープルートがあるわけもなく、翌日も10kmの山歩きが待っている。こうなるともはや諦めるしかなく、結局は翌日も気持ちの悪い状態のまま歩き続けた。
いま履いている靴『zamberlan SHERPA LITE GT』(ザンバラン シェルパライト GT)は山歩きを始めたときに買った登山靴で、買ってから7年目。改めて調べてみると、共に歩いた山行は約60回にも及んでいた。Webなどを見てみると、登山靴の寿命は製造からおよそ5年程度とみるべき的なことが多く書かれている。大体はソールの劣化が寿命の原因のようだが、マイシューズの場合、ソールはまだいけそうで、アッパーの状態もそれほど悪くない。つまり見た目はまだまだ大丈夫そうなのに、肝心の防水性が頼りない状態。ただしこの状態こそが登山靴としては致命的と言わざるを得ないのだろう。今まで一度もまめができたこともなく、最近では山と共にいることが当たり前のような存在になっていたマイシューズ、とても残念だ。とはいっても使用年数も年数だし、う~ん...、でもやはり寿命と見るのかな。
ということで新しいシューズを探さなくっちゃ!って、変わり身の早い自分、なんだか薄情者?でも、これだけは言っておこう。今までありがとう、マイシューズ!
こんにちは、
返信削除60回とは、よく行ってますね。
春から秋か、晴天ならまだまだ、いけそうです。
100回目指してね、
青空さん、コメントありがとうございます。
削除そうですね。気づいたら結構歩いていました。けど、まだまだ歩きたいので、靴、買い替えることにしました。自分の足に合ういい靴が見つかるといいのですが...。100回目指しますよ~!