今年の一発目はやはりここ奥多摩。この日、まだ暗い奥多摩駅でバスの出発を待つ。 |
歩いてきたのは、我がホームグランドは奥多摩で、以前から一度歩いてみたいと思っていた『鳥屋戸(トヤド)尾根』。ここから蕎麦粒山を目指し、川苔山、本仁田山を経て奥多摩駅に戻ってくるといった約17kmのコースで、日照時間の短いこの時期に歩くにはややリスクのある山行ではあるが、今年一回目の歩きはここしかないと思っていた。まあ、この時期、こんなコース設定をする人って、奥多摩愛に満ち溢れたどMの変体登山者くらいなのではないだろうか(苦笑)。
目立たない登山口。うかつにも見逃してしまい、ずいぶん余計に歩いてしまった。 |
鳥屋戸尾根途中のピーク、笙ノ岩山。静かな山頂だ。 |
蕎麦粒山を振り返る。青空と開けた登山道が気持ちいい! |
傾き始めた太陽を背にした富士山。この山、人を元気にする力を持っているみたい。 |
その後、腹を決めてしっかりと休憩した。もちろん食事もとった。そして意を決して疲れで震える太ももにムチを打ち、なんとか里まで下りた。よしっ、頑張りぬけた!「ああ、助かった」の瞬間。
この日、乾燥した登山道はおろしたてのマイシューズを埃まみれにしてくれた(涙)。 |
この後、ほっとした気持ちを抱いた流れで温泉に立ち寄ったけど、あまりの混雑に嫌気がさして、それでも何とか体を洗って湯に浸かったが、すぐに上がった。結局、ろくに疲れを癒せないまま、帰りの電車へ。そんなもんだから体はくたくたで、座席についてすぐに寝落ちた。おそらくだらしない格好で寝ていたんだろと思う。オジサンは平日も休日も疲れているのだ。若者たちよ、見苦しいだろうがこんな頑張っているオジサンを今年もどうか許してくれ。はい、今年の山歩きはこんな感じで始まりました。
中はイモ洗い状態のもえぎの湯。奥多摩に落ち着いて入れる温泉はないのか。 |
【Start 6:41川乗橋バス停~9:08笙ノ岩山~10:36蕎麦粒山~12:33川苔山~14:29本仁田山~15:49安寺沢登山口~Goal 16:22JR奥多摩駅】
総行程は、距離約 20.4km、出発地点標高410m、最高標高1472m(蕎麦粒山)、最低標高309m(氷川大橋付近)、移動平均速度 約2.1km/h、総所要時間9h40m(recorded by garmin)
無事、生還できて良かったですね。
返信削除それにしても、ちょっと危なかったです。
20キロ? M過ぎです。
体力すごいです、
青空さん、いつもどうもです。
削除なんとか生きて帰れました。たまにやってしまうんですよね。
懲りないおじさんです。でも楽しいんでしょねこれが。やっぱり、どMでしょうか。