未踏の深雪。きれいだけどしんどい。 |
歩いてきたのは、奥多摩湖の三頭橋登山口からの『ヌカザス山』から『三頭山』。計画では、三頭山からさらに御前山を経て奥多摩駅まで踏破するつもりでいたが、最初のピークのヌカサズ山辺りですでに諦めてしまった。まさに計画倒れである。これは計画自体無謀なものであったことは否めないが、この日の登山道は、思ったよりも雪が深く、頑張っても頑張っても前に進まない、そんな印象を抱きながらの山歩きとなったため。たしかに成人の日には都内でも7年ぶりの大雪が降ったので、奥多摩でも多少の積雪を覚悟していたが、これほど残っているとは思わなかった。雪の深さは、登山口付近では10cmだったけど、徐々に深くなり、いつの間にか30cmくらいの深さとなり、吹き溜まりの場所では50cmにもなるところがあった。
野ウサギの足跡? |
さらに、踏み跡がないということは、登山道の判別をつけ難いということで、自分の場合、頼りにしたのは事前に頭に入れていたコースイメージと時折姿を見せる道標、そしてGPSに記録していたウェイポイントたち。なので、精神的な疲労も加わることとなり、前半から心身ともにバテバテの山行となった。
ただ、心配していた寒さは、幸いこの日は天気がよく、風もなかったことで、歩き始めこそ寒く感じたけど、しばらくたつと、手足の指先までもポカポカとし始めたので、無事に歩くことができた。唯一、スパッツを着けていなかったことで、靴の中に雪が入り込んできて、相応の不快感を伴うこととなった。
ところで、先日買ったばかりの6本爪の出番はすぐに出てきた。登りが急になってくると、足元が滑るようになってきたので、坂の途中で装着。ラチェット式のベルトは装着がとても簡単であっという間に装着でき、かなり便利。もちろん、締まり具合に問題はないほか、歩いてみても引っかかるような感じはなく、グリップ力も十分。コース途中では、この6本爪がなければ登ることができないような急登が幾つもあったけど、しっかりと守ってもらうことができた。6本爪、スゴイ!
三頭山西峰山頂では、この日も富士山がきれいだった。 |
奥多摩、意外に雪が深いことが今回分かった。山に通えば、その分山は色々な顔を見せてくれる。今回もそのうちの一つだったのであろう。
そして、上りがきつければきついほど、その後に山は優しい顔見せてくれる。今回も尾根に上がったときに気づいた、きらきら光る雪景色や青空、周りの山々の雄大な展望がそういうことなであろう。
冬の奥多摩も良いものである。うん。次はどこ行こう。
あはははは~、
返信削除いや~、行って来ましたか~。
青空です。
アイゼン購入されていたので、今週あたりいかれるかな~?
って思ってました。さすが~、やりましたね。
東京では、確かに雪が降ってもその後は、晴天ばっかりですから、アイゼンの活躍する日はありそうですね!
雪山もすばらしいでしょう!
富士山もきれいにみえましたね!
青空さん、どうもです。
削除行ってまいりました。疲れたけどとても楽しかったです。
アイゼン、なかなか良いものです。
雪山歩き、なかなか良いものです。もう少し本格的な雪山にも
行きたくなってきました。