ヤバいものを読んでしまった。読み始めてからややしばらくしてそんなことを思った。
北の大地で山歩きをするならば一度は読んでおけと、懇意にしてもらっている先輩から勧められたのがこの「羆嵐」(くまあらし)。
時代は大正、場所は北海道北西部の天塩山地近くにある山間部の小さな村の話。実際に起きた事件を基に書いた小説ということもあり、内容は実にリアルで、読み手としても史実の記録を読んでいるといった錯覚に陥る。それだけに後悔先に立たずだが、本当にヤバいものを読んでしまったと思った。
羆(ひぐま)は、突然の遭遇でない限り、人を襲わないと思い込んでいたが、一概には言えないことがこの小説を読んで分かった。むしろ、人の肉を欲して人を襲うだなんて、とても信じられないことだ。でも、この小説では、一頭の巨大羆が人肉欲しさに最後には一つの村を壊滅させるまでに暴れまわる様子が克明に刻まれている。実に恐ろしい小説だ。
来週、天気が良ければ当地での2回目の山歩きをしてくる予定だけど、この本のおかげで、超ビビってる。先輩、とんでもないことしてくれましたね。
北の大地で山歩きをするならば一度は読んでおけと、懇意にしてもらっている先輩から勧められたのがこの「羆嵐」(くまあらし)。
時代は大正、場所は北海道北西部の天塩山地近くにある山間部の小さな村の話。実際に起きた事件を基に書いた小説ということもあり、内容は実にリアルで、読み手としても史実の記録を読んでいるといった錯覚に陥る。それだけに後悔先に立たずだが、本当にヤバいものを読んでしまったと思った。
羆(ひぐま)は、突然の遭遇でない限り、人を襲わないと思い込んでいたが、一概には言えないことがこの小説を読んで分かった。むしろ、人の肉を欲して人を襲うだなんて、とても信じられないことだ。でも、この小説では、一頭の巨大羆が人肉欲しさに最後には一つの村を壊滅させるまでに暴れまわる様子が克明に刻まれている。実に恐ろしい小説だ。
来週、天気が良ければ当地での2回目の山歩きをしてくる予定だけど、この本のおかげで、超ビビってる。先輩、とんでもないことしてくれましたね。
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