この日はとにかく最初から体が重かった。普段なら歩き始めて1時間も経つと体が暖まってきて足取りが軽快になってくるのだが、この日ばかりはどうにもそういかなかった。
そんな山歩きは、いつもどおり始発電車を乗り継いで到着したまだほの暗い奥多摩駅からスタートした。以前から奥多摩駅を降りるたびその駅前の左手に見える小山が気になっていて、自分で勝手に奥多摩駅前の象徴に据えていた。この小山、『愛宕山』というが、この日はまずこの標高499mの愛宕山を目指し、そこからさらに久々に『御前山』まで足を伸ばし、同じルートを戻ってくる山行とした。まずは愛宕山、この山は頂上に愛宕山神社が鎮座していてそこにたどり着くまでに噂の急階段をクリアしなければならない。実際に階段を登っていると、改めて自分が高所恐怖症であることを思い出させるほどの急なもので、手すりにしがみつきながら、斜度45度超、全189段(いずれも主観)を脇目も振らず登りきった。
そんな山歩きは、いつもどおり始発電車を乗り継いで到着したまだほの暗い奥多摩駅からスタートした。以前から奥多摩駅を降りるたびその駅前の左手に見える小山が気になっていて、自分で勝手に奥多摩駅前の象徴に据えていた。この小山、『愛宕山』というが、この日はまずこの標高499mの愛宕山を目指し、そこからさらに久々に『御前山』まで足を伸ばし、同じルートを戻ってくる山行とした。まずは愛宕山、この山は頂上に愛宕山神社が鎮座していてそこにたどり着くまでに噂の急階段をクリアしなければならない。実際に階段を登っていると、改めて自分が高所恐怖症であることを思い出させるほどの急なもので、手すりにしがみつきながら、斜度45度超、全189段(いずれも主観)を脇目も振らず登りきった。
また今回のルート、登山地図ではしっかりと確認できない小さなアップダウンがたくさんあるので、 ─ 後日、GPSの記録を辿ると累積上昇は2千m以上! ─ 徐々に足に応えてきて、当日の体調の悪さも手伝ってか、ペースはどんどん落ちていき、当然、たくさんの登山者に抜かれた。「別に急ぐ山歩きじゃないし...」と誰に対して言い訳するわけでもなく一人ごちては、一方で得もいえぬ悔しさのようなものを感じながら、黙々と、しかし一歩一歩確実に先を目指した。でも考えてみると、最近トレーニングをサボっていたし、年齢(トシ)も年齢なので体力も落ちてきているだろうし、この結果はしょうがないものと受け止めるしかないのだろう。でも鍛えなおさねば...。
ただ、天気は幸いにして晴れ。風もほぼなし。コンディションとしては最高の山歩き日和。体調が悪いといいつつも1ヶ月ぶりの山歩きは、日ごろの心に溜まった垢をそぎ落としてくれるような気がして、やはり悪くない。というかむしろ最高。御前山山頂では富士山の展望を期待したが、この日は残念ながらその思いは通じなかった。また今度の楽しみに取っておくこととしよう。
さて、今回の山行の課題として浮かび上がったのは、第一に山行に臨む際の適切な体調管理、第二に高所恐怖症の克服、そして第三に体力向上のトレーニング強化といったところか。いずれも山歩きにとっては基本的なことではあるが、今年もあとわずか、これらの課題を含めて来たる新年の課題として改めて整理しておくこととしよう。
ただ、天気は幸いにして晴れ。風もほぼなし。コンディションとしては最高の山歩き日和。体調が悪いといいつつも1ヶ月ぶりの山歩きは、日ごろの心に溜まった垢をそぎ落としてくれるような気がして、やはり悪くない。というかむしろ最高。御前山山頂では富士山の展望を期待したが、この日は残念ながらその思いは通じなかった。また今度の楽しみに取っておくこととしよう。
さて、今回の山行の課題として浮かび上がったのは、第一に山行に臨む際の適切な体調管理、第二に高所恐怖症の克服、そして第三に体力向上のトレーニング強化といったところか。いずれも山歩きにとっては基本的なことではあるが、今年もあとわずか、これらの課題を含めて来たる新年の課題として改めて整理しておくこととしよう。
【Start JR奥多摩駅~愛宕山~御前山~愛宕山~Goal JR奥多摩駅】
総行程は、距離16.8km、出発地点標高350m、最高標高1405m(御前山山頂)、最低標高342m(昭和橋)、移動平均速度1.8km/h、総所要時間8h43m(recorded by garmin)
こんばんは、青空です、
返信削除”体力も落ちてきているだろうし” いやいや、すごい体力です。
普通の人では、歩けませんよ。
累積2000mなら、私は、行く気がしませんね~。
感心するばかりです、
青空さん、どもです。
削除いやいや、さすがにへばりました。もう少し、体力アップを狙いたいですね。
まだまだこれからです。お互い頑張りましょう!