この時期、奥多摩の山は、まだまだ緑が少なく冬の装いを脱し切れていない。この日歩いた天地山も同じこと。ただ、そんな中で薄桃色のこの花に出会ったならば、誰しも喚起の声を上げるに違いないだろう。自分、初めてイワウチワに出会った。思わず声を上げた。なんて可憐で、なんて美しいのだろう。でもその花はそんな見た目に反して、急峻な斜面の岩に力強くしっかりと張り付いて、周りのなによりも一早く新たな季節を彩っていた。
この日、歩いてきたのは『天地山』。この山、実は昨年末に奥多摩は鋸尾根を歩いたときに予定ルートに入れていた山だったが、この山へ向かう分岐に「この先行き止まり」の立て札があって断念していた。近いうちにリベンジしようと内心思っていたが、最近、この山に関するブログなどで、この山がやはり結構なマイナールートであることを知って、これが自分の奥多摩マニア心に火を点け、今回の山行に至ることになった。
この日、歩いてきたのは『天地山』。この山、実は昨年末に奥多摩は鋸尾根を歩いたときに予定ルートに入れていた山だったが、この山へ向かう分岐に「この先行き止まり」の立て札があって断念していた。近いうちにリベンジしようと内心思っていたが、最近、この山に関するブログなどで、この山がやはり結構なマイナールートであることを知って、これが自分の奥多摩マニア心に火を点け、今回の山行に至ることになった。
朝、いつもの奥多摩行きと同じ始発電車に乗り込み登山口に向かった。途中、噂の犬にほえられたり、あるいは昨年の北八のしゃくなげ地獄を髣髴させるようなヤブ漕ぎに出会いながら、地図を片手に慎重に歩を進めたが、やはりというか、道に迷った。帰ってからGPSのトラックを確認してみると、2万5千分の1地形図に表示されている登山道が実際にはなくなっていたり、あるいは新しい道ができていたりして、特に山に入るまでの里に近い辺りの道が随分、地図と違っていた。今回のルート、おそらく自分だけでなく選択した人の殆どの人が迷うだろうから、この山を目指すならこのルートはお勧めできないかな。そう言いながらも、実はこの日、自分の読図能力がどの程度通用するのかを試すのも目的の一つとしていたが、これに関しては空しくも殆ど役立たずであることが判明してしまった。
ということで、今回の反省点としては、やはり読図能力。これを引き上げないことには話にならない。それと道に迷った際の行動。既に道迷いにあるにも拘らず、妙な勘を働かせて(おおむね勘は外れるんだけど...)、戻ることなく進んでしまう。今回も、多分獣道だったのだろうけど、僅かな踏み跡を辿ってしまったが、このことにより道迷いを拡大させてしまった。でも、言い訳に聞こえるかもしれないけど、今回はある程度、道迷いを想定しての山歩きだったし、しかも迷ったのは歩き始めで、時間も体力もたっぷりある状況で、精神的な余裕がある状態だったから問題なかった。ただ、これが下山時に起きたのだったら話は別、下手すりゃパニックに陥り、場合によっては本格的な遭難事態になりかねないだろう。山には様々なリスクが潜んでいるが、この道迷いは自らの努力で小さくすることができるだろうから、今後の課題としては勉強と実践を積み重ねていくことしかない、ということになるのだろうか。
ということで、今回の反省点としては、やはり読図能力。これを引き上げないことには話にならない。それと道に迷った際の行動。既に道迷いにあるにも拘らず、妙な勘を働かせて(おおむね勘は外れるんだけど...)、戻ることなく進んでしまう。今回も、多分獣道だったのだろうけど、僅かな踏み跡を辿ってしまったが、このことにより道迷いを拡大させてしまった。でも、言い訳に聞こえるかもしれないけど、今回はある程度、道迷いを想定しての山歩きだったし、しかも迷ったのは歩き始めで、時間も体力もたっぷりある状況で、精神的な余裕がある状態だったから問題なかった。ただ、これが下山時に起きたのだったら話は別、下手すりゃパニックに陥り、場合によっては本格的な遭難事態になりかねないだろう。山には様々なリスクが潜んでいるが、この道迷いは自らの努力で小さくすることができるだろうから、今後の課題としては勉強と実践を積み重ねていくことしかない、ということになるのだろうか。
【Start JR奥多摩駅~天地山~鋸山~Goal JR奥多摩駅】・・・赤線が計画で、青線が実績
総行程は、距離11.8km、出発地点標高343m、最高標高1109m(鋸山山頂)、最低標高327m(梅沢交差点付近)、移動平均速度1.7km/h、総所要時間6h33m(recorded by garmin)
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