トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2023年5月13日土曜日

『ヒル下がりのジョニー』買いました

自分が最近よく歩いている鈴鹿山脈の山は、ヤマビルの活動が活発らしい。先日、山で出会ったおじさま登山者も、以前、同じ山域を歩いていたら、気づいたら噛まれていたと言っていた。ヤマビルは、要は吸血のために人間に近づいてくるわけだが、ヤマビルに噛まれると、腫れや痒みがしばらく残るだけではなく、ヤマビルが噛むときに出したヒルジンという成分により噛まれた直後は血液が凝固されなくなり、出血が続き、やや焦ってしまうようだ。何よりも、あの風貌とでもいおうか、見た目が気持ち悪いので、あんなのが自分の肌に吸い付いているところは見たくないですよね。しかも、噛みついたらなかなか取れないらしいですし。

そのヤマビルの活動は、暖かくなってからのようで、5月頃から本格化し、寒くなる頃(10月入り頃でしょうか)まで人間の血を求め歩くようです。あー、こわ。さらに厄介なのは、ヤマビルは人間の血だけを求めているわけではなく、シカなどの野生動物に対しても同じようで、そのシカが媒介となって、ヤマビルが多く生息している西日本から東日本の山々にも拡大しているらしい。まあ、しょうがないと言えば、そうなのですが、なんとかならないですかね。

そんな、大変な相手を近づけないようにするのに有効だということで、前出のおじさま登山者に教えてもらったのが、この『ヒル下がりのジョニー』。鈴鹿山脈を歩く登山者の間では、定番中の定番らしい。本当は、今年この鈴鹿山脈をテン泊縦走することを考えていたけど、どうもこれからの時期はやめておいた方がいいみたい。いくら、ジョニーを手元に置いていたとしても、わざわざ活発な巣穴に入っていく必要はないですよね。ただ、これからも鈴鹿山脈にはトレーニング山行をしようと思っているので、この『ヒル下がりのジョニー』は、携行しようと思います。そりゃあ、噛まれたくはないですから。

出典:@takahironishimura5200さんのチャンネル

2023年5月5日金曜日

久々長距離『御池岳』ピストン

この日は、夏山登山に向けてのトレーニング第二弾。先々週と同じ藤原岳登山口から入山しました。この日目指す山は、御池岳。鈴鹿山脈の最高峰の山です。藤原岳と同じ登山口を利用したのは、電車で行けて便利だからで、これからもこの登山口には、お世話になりそうな予感です。なにせ、自分、自家用車持っていないので。

さて、今回のコースだが、久々になかなかの長距離。山レコで設定してみたら17.9kmで、歩行時間は12時間近くかかるそう(ウソだろ?)。電車の関係で、歩き始めは8時頃だから、下山は午後8時頃か?ただ、そこは楽観主義の自分、「そんなはずはない。なんとかなるでしょう」と、今回は、テン泊装備は持たずに、総重量12kgのザックを背負って全コース歩くこととした。

前回と違って担ぐ荷物は軽く、スコスコと歩いていけそうだが、そこはぐっと堪えて、長旅?に備えた。最初からとばして、後半へたることは避けたかったから。藤原岳まではすでに勝って知ったる気取りで、ペース配分もバッチリ。避難小屋まで休憩は控えて、時間を稼いだ。その甲斐もあり、避難小屋までは2時間かからずに到着。用意してたパンを食べてすぐに出発した。次は天狗岩方面で、ここも先々週歩いた道。

途中で御池岳方面の分岐があり、ここからが初めてのコース。初めて歩く道は、ワクワクとドキドキがあり、この感じは久しぶりで、以前は奥多摩の山をこんな気持ちで歩いていたが、いつのまにか奥多摩も知らない登山道が少なくなり、ドキドキワクワクを感じることが少なくなってきた。

その分岐からは、まずはコバイケイソウの群落が続き、途中、展望の利く送電線の鉄塔わきを通り過ぎて、その後、白瀬峠(白船峠)を過ぎてからは、尾根をひたすら歩いて、次のカタクリ峠を目指す。藤原岳周辺とは違って、踏み跡は薄いが、それでも赤テープはしっかりあるし、尾根道を歩けばいいと考えると、ルートは単純で間違いようはない。そうそう、ここの尾根道は、コイワカガミやカタクリが咲いていて、それぞれトップシーズンに来れば、かなり見事なお花畑を見れると思う。

さて、御池岳は、今回のコースの場合、真の谷(なんて読むかは分からない)から、急登が始まるが、この日の歩き疲れた身体には、けっこう効いた。前半で体力をセーブしておいてよかったと思った一方、戻りの体力も残しておかなければいけないから、ここでへばっているわけにはいかないと、この辺からようやく本気モードに入ってきて、必要以上の体力は使わないような丁寧に歩きに心がけた。

その後、7合目から始まって、9合目まで表示を辿り、目的地の御池岳まで登り詰めることができたが、頂上に着いてみると、この山も藤原岳と同じように、登山者が大勢いるではないか。当地の登山熱もなかなかだなと、改めて感じながら、すぐに戻りのことを考え、ここでの休憩もすぐに終わらせて、折り返しの途についた。

藤原岳の避難小屋から、御池岳まで2時間ちょっと。同じ時間をかけて避難小屋まで戻り、そこから登山口までは2時間弱。この時の時刻は12時過ぎ。となると、下山予定は、4時頃か。なかなかいいペースではないか、と思いながらも、まだ先は長く油断はならない。疲れた足に鞭を打って、帰り道を急いだが、そんな無理が祟ったのか、思った以上に自分の身体が衰えていたのか、戻る途中で左膝の内側裏側の腱のあたりが、引き攣ってきて、激痛が走ってきた。

なんだかんだ言いながら、ほぼ、休憩なく歩き続けたのがよくなかったのだろう。自分もそれほど若くはない。というか、私生活ではすでにおじいちゃん。ただ、足を引きずりながらも、なんとか、途中の鉄塔までたどり着き、久々の休憩を取った。ここまで来ると、避難小屋までは1時間もかからないだろうと、希望も見えてきたので、力も湧いてくる。この休憩で、不思議とさっきまでの足の痙攣が治まった。そうなると、調子に乗ってしまうのが、自分の悪い(良いか)ところで、多少、左足をかばいながらも、またペースを上げた。その後、なんとか避難小屋まで到着して、最後の下りに備えて登山靴を脱いでの本格休憩と、残りのパン食で栄養補給をした。

登山においての遭難や事故は、下山時が圧倒的に多く発生していることは、多く知られている。自分はいつもこの事実を意識して、下山時は特に慎重に足を運んでいる。簡単に起きそうな想像として、例えば転倒して骨折などの怪我をした場合、自分自身も大変だが、家族に迷惑をかけてしまうし、これが遭難と捉えられてしまうと、警察、病院、保険会社、もしかして地域の山岳会や、翌日仕事がある場合には職場にも、とにかく、いろいろなところに迷惑をかけてしまうことが想像可能。他にもメガネや時計も壊れてしまうなど、全くいいことはない。

結果的にこの日の下山は何事もなく、無事に下山できたが、登山口に着いたのは、午後4時半過ぎで、無事であったことはともかくとして、自分自身、この時間に下山したのは久しぶりで、途中、場所によっては、樹木の生い茂りにより、やや足元が見えにくくなりつつあるところもあったりとか、何かあったら、日没までの時間的余裕がないこともあるので、お勧めできない歩き方だとは思う。

とはいえ、この日の山行は、苦しかった反面、トレーニングとしては、かなり効果があったと思っている。翌日は足も肩も、その他あちこちが筋肉痛となっていた。無事に帰ってこれたから言えるのではあるが、今は「とても気持ちのいい筋肉痛」ではある。

さて、この日は1日の頑張りに対するご褒美というか、ゴールデンウィークでもあったので、少しだけ贅沢をと、近鉄富田駅の近くの居酒屋で美味しいビールをいただいてから、帰宅の途についた。なんだかんだ言って、とても充実した1日でした。

さて、次はどの山歩こう。


▽ ヤマレコ情報(山行記録にリンク)… この日はヤマレコの動作が途中止まっていたので、計画時の数値も参考までに記載しておきます(カッコ内)。

  GPS 06:03、距離 11.1 km、登り 1200 m、下り 1097 m

  (GPS 11:52、距離 17.9km、登り 1798m、下り 1789m)

  …歩行時間は、写真の記録からみると、08:50でした。


2023年4月30日日曜日

久々テン泊、地元で人気の山『藤原岳』

現在、単身赴任中の自分、時間は比較的自由に使えるから(というか、暇を持て余している)、山には行き放題なわけだが、そうは言っても自身で身の回りのことを全てこなす必要があるので、せいぜい月に一度くらいの山行としている。先日も山を歩いてきたが、これが今年初のテン泊登山で、歩いてきたのは、鈴鹿山脈の『藤原岳』。ここは、登山口までのアクセスが電車だけで行けるのでとても便利だし、山頂手前の避難小屋にはトイレもあるので、多くの登山者が小屋の周りをテン場として利用しているらしいく、今回、トレーニングの一環としてこの山を歩くこととした。

一泊ということもあるし、しばらくぶりのテン泊でもあったので、缶ビールを持って行くことにした。350ml缶を6本で、このためザックの総重量は約20kg。自分でもバカじゃないかと思いながら、余計に重くなったザックをふうふう言いながら、登山道を登っていった。また、久々のテン泊だったので、忘れ物はないかと心配したが、おそらくは大丈夫だったと思う。寒さが心配されたけど、それほどでもなく、終始、快適なテン泊登山を楽しむことができた。

歩き始めは、朝8時で、自分は電車を利用して登山口まで来たが、登山口にある駐車場はすでに満車。当地の登山熱もなかなかに高いんだなと思いながら、登山口の鳥居をくぐった。

すぐに小さな神社があったので、この日の安全登山を祈念した。幸いにも山に入ると登山者の多さを感じることもなく、ひとり気ままな山歩きを楽しむことができそうで、いっそう、ワクワク感が湧いてきて、早速ご利益があったみたいだと、ひとり笑顔になりながら、静かな登山道を歩き進めた。

樹種こそ多様だが基本的に樹林帯が続くこの登山道は、足元もしっかりと整備されていて、とても歩きやすい。しかも危険箇所も見当たらず、山だから油断できないことは当たり前として、老若男女が楽しめそうな登山道だと思う。

ただ、この日はさすがにザックが重すぎた。普段からトレーニングしているので、多少の自信はあったけど、その自信は簡単に打ち砕かれたが、そうはいっても登らないわけにはいかないので、一歩一歩、足元を確かめるかのように、徐々に高度を上げていった。その結果、次から次へと、それこそ老若男女に先を譲った、いや抜かれた(汗)。

それでも、登山というのは、先を急がず時間をかけて歩いていると、目的地にはたどり着くもので、この日もようやく樹林帯を抜け、ややしばらく歩くと、避難小屋が見えてきた。ここが、今日の幕営地だ。

幕営地に着いたとはいえ、時間はまだ午前中。元々の計画では、すぐにテントを張って空身で山頂などを歩こうかなと思っていたが、樹林帯を抜けてからの風の強さが凄くて、最適な幕営場所が見当たらない。強いていうなら、今休んでいる避難小屋の前庭のような場所だが、ここは登山者たちの休憩場所になっていて、たくさんの人であふれ返っている。さすがに、今ここに張るわけにはいかないから、日帰り登山者が帰ってから張ることにした。

ということで、ザックを避難小屋にデポして、サブザックでまずは間近に見える山頂を目指すこととした。重い荷物から解き放たれた自分は、まるで翼を得たかのように、ひょいひょいと歩くことができて、ものの10分ほどで山頂に着いた。山頂は、岩がゴロゴロとしていて、やはり山岳信仰系の雰囲気も多少感じる。ただ、人気の山だけあって、山頂標識の前にはたくさんの記念写真待ちの行列ができていて、シャッターチャンスがなかなか巡ってこない。デポした荷物も気になるので、写真はそこそこの出来でよしとして、次に進むこととした。次は天狗岩だ。

天狗岩までは一旦、避難小屋前を通り過ぎて反対側の方向に向かうことになるが、小屋にデポしてきた荷物が大丈夫そうなことを確認して先を急いだ。避難小屋を過ぎると、カルスト地形っぽさがある、岩のぼこぼことした露出が目立つ広々とした丘といった場所で、見晴らしもよく気持ちのいい歩きができる。そこを抜けると、樹林帯に入っていき、標識どおりルートを取ると、すぐに目的の天狗岩に着く。ここもやはり人気のスポットで、すでに大勢の登山者で占領されている。まあ、確かにずっと佇んでいられるいい眺めだ。

天狗岩でのまったりとした時間に後ろ髪を引かれながら、テン場に戻ったが、時間はまだ12時。お昼ご飯を食べながらしばらく避難小屋前で休んでいると、素敵な初老の紳士といった雰囲気の登山者に話しかけられた。この方も今日はここに泊まるらしい。しかもツェルト泊だそう。風がやや心配ですねみたいな話をしながら、2人で話をしていると、今度は隣にいた、大阪から来たという女性登山者に話しかけられて、3人でしばらく登山談義に花が咲いた。2時も過ぎ、下山する姉ちゃん登山者(姉ちゃん呼ばわり、ごめんなさい)と別れて、テントを張って、一旦、一眠り。実は、この間、苦労して担ぎ上げてきた缶ビール6缶(これだけで約2kgだから、何度も言いますがバカみたいですが)をグビグビと飲っていたので、程よい眠気が襲ってきていた。

その後、起きたり寝たりで、だらだらと過ごしながら、朝5時に起床。途中、3時頃かな、トイレに起きた時は星空がとてもきれいだったけど、スマホカメラでは収めきれないと思って、写真は撮りませんでした。予定にはなかったけど、テン場からは山頂が近いので、急きょ、ご来光を拝みに行くこととした。早朝の冷たく張り詰めた空気を感じながら、薄暗い登山道にヘッデンを照らし、山頂に着くと、すでに何人かが夜明けを待っていた。お互いに挨拶を交わし日の出を待つが、いつもそうだけど、こういう時の太陽は出そうでなかなか出ない。このじれったさを楽しみながら数分、ようやく太陽が顔を出し始めた。伊勢湾を見下ろしながらのご来光は初めてだったので、感慨もひとしお。自分が知らない中で、毎日、このようなことが繰り返されていると考えると、日々の感謝が足りないのかなと反省しながら、もっと毎日を丁寧に大事に過ごさないといけないなと考え直す。ホント、ご来光っていいものです。

この後、テン場に戻って朝食の尾西(アルファ米です)を食べて、テントをたたんで、身支度を整えて下山を開始した。久しぶりのテン泊はホント楽しかった。やっぱり山はいいなと思いながら、少しは軽くなったザックを背負い、それでも気を抜かず、しっかりと一歩一歩を確かめながら下りた。事故は下山時に起きることが多いことは知られているし、好きな山歩きをさせてもらっているので、家族には迷惑をかけるわけにはいかないと思いながら、急ぐ行程でもないのでゆっくりと下りた。その後、登山口の休憩所で靴を洗い、電車の時間調整を兼ねた休憩をとった。この日もたくさんの登山者が山に入っていく。この山は、本当に地元に愛されている人気の山なんだなと感じながら、この場を後にした。その後は、近くの温泉に寄って、汗を流してから、電車で街まで移動し、駅前の食堂で軽くビールをいただき(またか...)、この日の楽しい山歩きを終えました。ああ、久々のテン泊登山は重かったけど、実に楽しい山歩きでした。

さて、次はどの山歩こう。



  GPS 06:03、距離 11.1 km、登り 1200 m、下り 1097 m

2023年3月18日土曜日

娘からの登山安全

現在、単身赴任中の自分、先日、久々に家に帰った時に、家族で御岳山に行ってきた。山歩きというよりも、御嶽山神社にお参りにって感じかな。久々の御岳山は相変わらず、観光客や登山客で賑わっていて、何だか懐かしかったですね。軽装で行ったので、初め肌寒さはあったけど、歩いているうちに身体が温まってきて、御嶽山神社に着く頃にはポカポカ。

ここ御岳山は自分の山歩きの原点とも言える山、山の神様にしっかりと家族の安全と、山歩きの安全を祈ってきた。子供たち(孫がいるんです)も、わいわいと大騒ぎしながら、疲れ知らずで御嶽山神社まで一気に登り詰めた。子供ってほんと元気ですね。そんな中、娘が(こちらは私の実子です)、「はいこれ」と、手渡してくれたのが、登山安全と書かれた御嶽山神社のお守り。嬉しかったです。

少し大人になってきた娘に感謝してありがたくいただいたこのお守り、今年、挑むであろうあの山に一緒に連れて行こうと思います。大事ですよね安全登山、皆さんにもこのご利益をお裾分けします。どうか安全登山で、楽しい歩きの時間を過ごしてください。

2023年2月11日土曜日

グリップスワニーのステンレスカップとか


山で使っていたマグカップを何年か前に無くしてしまってから、コーヒーもココアも山では飲まなくなった。まあ、もっぱらビールを飲んでいたからということもあるが。でも、最近になって、やはりカップが欲しいなと思い始めてきたので、Webなどで調べていたが、なかなか琴線に触れるとでも言おうか、これだと思えるカップに出会えないでいた。
そんな中でようやく見つけたのがロッキーカップという存在。本家のロッキーカップは生産が終了しているようで、世に流通しているのは高価なアンティーク物やそれをまねたバッタ物。どっちも、自分には不必要。


今回、自分が購入したのは、グリップスワニーというアウトドア衣料メーカーらしい(自分は知らなかった)、そこが出しているロッキーカップ似のステンレス製のカップ。各サイトでは、この形状のカップそのものをロッキーカップと呼んでいるようではあるが、本家(元祖)ロッキーカップではないので、ここでは「ロッキーカップ似」と呼びます。サイズ感としては容量が480mlで、シェラカップでは物足りないと思っていた自分にとっては、理想のサイズで、しかもステンレス製というのもいい。アルミ製は口触りがいまいちですよね。

さて、そうなるとかき混ぜ用のカトラティーが必要となったので、併せて木製のスプーン、フォーク、箸のセットも購入。ただし、こちらはカバーが付いていなかったので、今度、ママに作ってもらうことにします。

ああ、これを使って、今年の夏は今計画中のあの山で使うことになるのだろうか。今から楽しみだ。それまでは、せっせと体力づくりを頑張ろう。

2023年1月14日土曜日

しっかり雪山『御在所岳』ただし...

この季節、「歩くなら雪山でしょ!」ということで、日帰りでも行けて、しかもおそらくは登山者も多く、比較的安全度の高い山を探していたところ、見つけたのが今回歩いてきた山『御在所岳』です。

この山はスキー場もあって、事前に調べたところ営業もしているようなので、「まあ、少しくらいは雪は踏めるだろうね」程度の軽い気持ちで臨みました。この地域は今住んでいる町の南側に位置していて、どちらかと言えば温暖なイメージがあるので、正直、雪山歩きになるのだろうかと、半信半疑な気持ちで夜明け前、始発電車に乗り込みました。

電車をいくつか乗り換え近鉄湯の山温泉駅に到着し、バスに乗り込もうとしたら、事前に調べていたバスが夏期用の時刻で、この時期はこのままだと1時間半もバスを待たなければならない。そこで駅前に停まっていたタクシーに登山口までの料金を聞いてみたら、1,470円だという。思ったより安価だったので、タクシーで登山口のバス停まで行ってもらうことに。しかもタクシーの運転手さんが言うには、登山口のバス停と思っていた湯の山温泉バスターミナルは廃止になっていて、今はロープウェイ乗り場がバスの発着場になっているらしい。いやぁ~、Web情報はきちんと調べないと怖いものです。といいながらも、今回の登山ルートはすべてWeb任せ。紙の地図は持っていません。冬山をなめ切っているとしか言えないこの準備、自分で言うのもなんですが、あまりお勧めできません。

さて、この日の天気予報は晴れ、たしかに空を見上げると晴れてはいるものの、山だけが厚い雲にすっぽりと包まれています。歩いているうちに晴れてくれるといいなと思いながら、この日の山歩きをスタート。歩き始めから30分は舗装道歩きがつづきます。ここは湯の山温泉、初めて訪れましたが温泉宿がたくさんあり、立派な温泉街です。いつか温泉目当てに来てみたいなと思いながら、早朝の8時前、町の中をきょろきょろしながら歩きましたが、ザックを背負っていなければ、間違いなく不審者でしょう。

登山口に入ると、ややしばらく雪はありませんでしたが、30分ほど歩き、ちょうどロープウェイの下をくぐり、急登が始まる辺りから雪が多くなってきたので、アイゼンを装着しました。雪山では、このアイゼンの装着タイミングがとても重要だと思っていて、今回もこの後、やや岩が露出はしていましたが、結果的に正解だったと思います。

登りで歩いたルート、中道と呼ぶそうで基本、急登で奇岩が多いとの触れ込みですが、その分、足元もなかなかの岩歩きを楽しめます。アイゼンを着けながらの雪と岩のミックスは慎重に歩を進めなければならないし、何事もなかったから言えるけど、一歩間違ったら大変なことになりかねない歩きです。特にキレットと呼ばれる下りは、楽しかったけど、相当に気を使いました。

キレットを過ぎると、さらに急登は強くなり、途中でトレッキングポールからピッケルに変えるほどで、まさかこの日、本格的な雪山を味わえるとは思っていなかったので、登りながら充実感を感じながら久しぶりの山男モードに入り込み、息も大きく弾ませながら待ちゆくミッションを次々とクリアしていく気分だった。そして、ようやく最後の急登を登り切り尾根に登り切った。

と、その時、たくさんの笑い声が聞こえてきた。なに?登り切った先には、大勢のスキー客や観光客。そう、ここはロープウェイで山頂付近まで登れる山。大勢の人が軽装で行けるし、さらに歩いた先には大勢の子供たちがそり遊びをしているではないですか。雪山歩きを楽しめたのは良かったですが、正直、興ざめです。たくさんのファミリー客の中をアイゼン、ピッケルおじさんが歩いている光景、やや異常ですかね。もちろん、ほかにも登山者は歩いていますが、なんだか、恥ずかしさも感じます。その後、整備された通路のような雪道を山頂まで行きましたが、途中、横に並んで歩いたのは4~5歳くらいの女の子。山頂では、もちろん準備していたカップ麺は出せずじまい。さすがにこの状況ではカップ麺をすすることはできないですね。

ということで、結局、厚い雲に覆われたままの山頂滞在はそそくさと終わらせ、下りの途についた。下りは裏道と呼ばれるコースで下りることにしましたが、このコースもなかなかの急登。そう考えると、この御在所岳という山、かなり鋭角な山容なんでしょうね。登りの時に少しだけ見えた姿がそうだったと思います。山自体は、とても魅力的な山ですが、登山者としては、山頂付近までのロープウェイはいただけませんね。ただそれがこの地域に根付き受け入れられ、たくさんの笑顔を生んでいるのかと思うと、もちろん自分の考えの方がエゴなんでしょうね。
下りの裏道、基本、谷筋を歩くコースなので、登りの中道とは違って、かなり下まで雪が残っていました。足も疲れ始めた頃のアイゼンワーク、気を緩めることもなくしっかりと慎重に歩きました。何年か前、下りで前爪をひっかけて転んだことがありましたので、今回はそれをやると命取りにもなりそうなので、とにかく慎重に歩きました。おかげさまで、今回の山歩きも無事に下山することができたので、帰りに温泉にも立ち寄ることができたけど、ただ唯一、無事じゃなかったことがあります。おろしたての雪山用パンツにピッケルで穴をあけてしまったことです。すごくショックですが、雪山歩きの勲章として、無理やりですが、そう考えることとしました(涙)。

さて、次はどの山あるこう。




  GPS 06:01、距離 9.4 km、登り 965 m、下り 972 m



2022年12月11日日曜日

地元に愛されている山『猿投山』

この日は、天気が良かったこともあってか歩いている途中、多くの人にすれ違った。最初のうちは人数を数えていたけど、あまりの登山者の多さに途中からやめるほどで、間違いなく50人以上とすれ違ったと思う。これ、山頂とかの休憩所で会った人を除く数字なので、山歩きをした人は分かると思うけど、驚異的な数字です。標高も近いし、さながら名古屋の高尾山といったところでしょうかね(猿投山 629m、高尾山 599m)。

さて、その登山道といえば、自分が歩いたコースはしっかりと整備されていて、初心者でも歩きやすいと思う。逆に言うと、「整備されている」ということは、低山であることもあり階段が多いことにつながるが、この階段が、さらにまた逆に戻すと、意外にも歩きにくさにもつながっていると思う(ももを上げないといけないので、結構キツイ)。まあ、高低差があまりない山なので、このくらいのキツさは、むしろいい運動として、受け入れられているのかもしれないが、整備された里山とは、こうしたものなのかもしれない。

歩き始めは、名鉄バスの赤津バス停。ここから一般道を10分ほど歩くと雲興寺前に出るので、まずはこの日の安全をこのお寺で祈願した。山里の禅寺で心静かになったところで、登山口に向かい、静かな山歩きをスタートさせたのは、朝8時前。じわじわと標高を上げるにつれ体も温まってきて、それまで来ていたアウターをザックにしまい込み、12月の晴れの日の下、ロングTシャツ1枚でさらに標高を上げた。と思ったものの、このあと登りはすぐに終わり稜線にあっさりと出たが、「今日は、久しぶりの山歩き。ゆっくり行こう」と、あまりにも早く展開していることに自らくぎを刺すように、一歩一歩を味わうように歩いた。

とはいえ、その後、あっさりと山頂にたどり着いたが、自分の場合、低山では、基本、コース全体を楽しむのであって、山頂は一つの通過点としているので、少しだけ写真を撮って休憩することもなく、その場を後にした。歩いていて気づいたのは、この山は地元の人たちに愛されている山なんだということ。すれ違う人の多くは軽装のハイキングスタイルで、元気な子供たちの声や、敬老会とみられるおじいさんばあさんの団体、それからトレランなど様々。そして登山道には名物となっているのかな?ウサギのオブジェやカエル石、どれをとっても、しっかりと地元に根付いた山であることをうかがわせていると感じました。

ただ、あたりまえだけど、山頂を過ぎるとこの山もやはり下りとなるわけで、途中、猿投神社の奥宮なのか、「東の宮」でお参りをしたり、大展望台なる看板につられて眼下に広がる街並みを眺めたり、徐々に里に近づいてくる感じを楽しんだ。自分の場合、山から下りてきて人里を感じ始めると、非日常な世界から別れる残念な気持ちの一方で、事故なく下山できた安堵感で、「帰ってきた~」みたいなことをつぶやいてしまうのだが、この日これは出なかった。まあ、それだけ里山感が強く非日常感が薄かったということかとは思うけど、そうはいっても久しぶりの山歩きは、情けないことではあるが、それなりに足にキテしまった。これはやはり、普段のランニングだけでは足は鍛えられていないことだろうと思うし、これからは、もう少し頻度を上げて山を歩こうと思う。「山歩きは山歩きで鍛える」基本は大事だと改めて感じました。

最後に訪れた猿投神社は、思っていたよりも立派な神社で、神社好きの自分としてはお得な気分に浸れたし、この日の無事にお礼を告げるとともに、今後もいい山とのご縁をお願いすることができました。それから、今年見過ごしてしまったと思っていた紅葉も、少しだけ見ることができて、なんともほんわかとした幸せな気持ちに包まれ、この日の山歩きが幕を閉じた。さて次はどの山あるこう。

▽ ヤマレコ情報(山行記録にリンク)

  GPS 04:12、距離 10.1 km、登り 543 m、下り 600 m