トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2016年9月18日日曜日

とにかく歩いた『大岳山周辺尾根歩き』

この日も静かな尾根歩きが続いた。
とにかく山を歩きたかった。
このところ連続して発生していた台風の影響もあり、前回歩いたのは2か月も前のこと。今年のメインイベントとしていた山行はすべて延期。この間、ランニングなどで体力維持を図っていたものの、だんだん何のために走っているのだろうと、疑問すら覚えてきた。また、日常のストレスも溜まり気味でとにかく山を歩きたかった。この週末も週間予報ではいまひとつの天気だったのでダメかと思ったが、前日の天気予報では何とか雨は降らないような感じになったので、急きょ支度を整え、翌朝5時の電車で出かけることとなった。
歩いてきたのは自分のホーム奥多摩。馬頭刈尾根から入り、大岳山を経て鋸尾根から奥多摩駅に抜ける約17kmの縦走ルート。このルートを選んだのは、「とにかく純粋に歩きたかったから」。これまで奥多摩山域の主要ルートほぼ全て歩いてきた自分、次はバリエーションルートを攻めようと思っていたが、藪が茂っているこの時期は、まだその時期ではないので、今回は、これまで歩いたことのあるルートの複合型で距離を稼ごうと思った結果、このルートを思い付いたというわけ。
この時期、山の中はキノコ天国。
このルートはほぼ全域にわたって樹林帯で、所々にある開けた場所からは、本来は富士山とか他の山々がきれいに見えるはずなんだろうが、この日の展望はほぼなし。でも、この日の自分は久々に歩けたことへの喜びでいっぱいで、そんなことはさほど大きな問題ではなかった。しかも、さすが人気の大岳山山頂は登山者で賑わっていたが、それ以外の尾根歩きではすれ違う人も稀で、求めていた静かな山歩きを十分に楽しむことができた。ただ、前日、雨が降ったらしく、足元はけっこうぬかるんでいたので、特に下りではかなり気を使ったほか、この時期まだまだ気温が高く、相当に汗をかいた。歩き終えるまでに2ℓの水を飲んだが、一度も小便をすることがなかったので、ホント相当に汗が出たのだろうと思う。その汗で全身ずぶ濡れの状態でヘロヘロになりながらひたすら歩き続けた。正直、疲れた。でも楽しかった。こんな山歩きも、これはこれでイイと思った。
それにしても山ってホントいい。何度こんな言葉を吐いたことか覚えていないけど、何度言っても足りないくらい。自分の場合、今となってはこの山歩きがあるから、日常のいろんなことに頑張れていると思う。ホント山と出会えてよかった。さあ、これからの季節、秋山から冬山、まだまだ今年も山歩きを楽しめると思う。さらなる充実感を求めてオジサンまだまだ頑張ります。みんなも頑張ろう~!といいたいね。

【Start 軍道BS~大岳山~Goal JR奥多摩駅】
総行程は、距離17.3km、出発地点標高222m、最高標高1226m(大岳山)、最低標高222m(軍道BS)、移動平均速度1.9km/h、総所要時間8h47m(recorded by garmin)

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2016年8月27日土曜日

山行延期(涙...)

計画ではこの週末、2泊3日である山域に入っているはずだった。そこでは360度の大パノラマと念願だった大迫力のあの山を眼前にし、きっと身体全体でその偉大さを感じているはずだった。そう、はずだった...。障害になったのはお天気。
山男なら多少の悪天候でも苦にせず山に行けばいいと家内は言うが(かなり男気のある女なのである)、そうはいっても貴重な休日、せっかく山に入るのであれば、できれば青空の下で最高の展望を味わい、そして夜は満天の星空を拝みたいと願うのは、それほど贅沢なことでもないだろう。だから、今回は泣く泣く諦めることとした。
結局これで8月は一度も山に行けずじまい。9月に入ると山は少しずつ秋の様相を見せ始めてくるだろうから、どうやら今年は夏山登山シーズンとは縁がなかったみたい。と、やや落ち込み気味の今日の自分。こんな日は、いつの日かを夢見て山行計画をどんどん作り上げていくこととしようと、目下、妄想しながらパソコンと格闘中。来月こそは最高の山歩きを楽しむぞ。って、それにしても残念だった~(涙)。

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2016年8月21日日曜日

アルファ米などなどで軽量化

2日分の食料。このほかに行動食を携行。
ただいまテン泊登山を計画中の自分。思い起こすと前回GWのテン泊の際は重量オーバーでとにかくきつかったが、その原因の一つとなったのが必要以上の食料と酒...。今回はその反省を活かし、装備、特に食糧には気を使おうと思う。
とはいえ、以前にも書いたが、山歩きではその運動量の豊富さから、当然のことながら栄養補給の意味では食事はとても大事な要素。かといって、そこばかり重要視すれば前回のようになってしまうので、その辺のバランスも考えて、今回、食事に関してはアルファ米を多用しようと思う。また、今度のコースは水場がたくさんあるようなので、手持ちの水を減らすことも考えている。
アルファ米の良いところは、なんといっても乾燥食材なので軽いし、お湯を入れるだけで食べられるといった手軽さも魅力、さらには味もけっこういけるといった三拍子そろった食材であること。今、計画している2泊3日の山歩き、実質的には2日分の食材があれば足りるけど、朝と晩飯をアルファ米に頼ろうと思っている。お昼は趣向を変えてインスタント麺にしようと思っているが、どっちにしても乾燥食材で軽量化を図って、1日10kmオーバーとなる今度の縦走路に耐えられるようにしたいと思っている。
そうそう、アルファ米の難点を挙げるとすれば、ややお高めな値段設定。まあ、便利で美味しいものだからお高くなるのも分からない訳ではないが、せっかくのテン泊、できればその趣旨の一つに沿わせるためにもリーズナブルな山旅にしたいところだが、利便性と出費、ここでもバランスを考えなければならないようだ。自分はおじさんなので、金で楽を得ることとしよう。ちょっと感じ悪いかな?(笑)

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2016年8月13日土曜日

サブザック『Karrimor Mars Daypack』

サブザック。アタックザックとも呼ぶらしいが、ヒマラヤのピークに挑むわけでもないし、そう呼ぶのは気恥ずかしいので、やはりサブザックと呼ぶことにしよう。
このたび、また新たな装備を購入してしまった。というのも今年計画している山歩きに、テン場をベースにして山歩きをしてくるスタイルにもトライしてみようと思っているので、このサブザックが必要になってきたというわけ。購入したのは、『Karrimor Mars Daypack』(カリマー マース デイパック)のブルー。選んだ理由としては、尊敬する山岳系ブロガー、目目連さんがお勧めしていたからという何とも単純な理由。このザックの長所としては、サイドポケットが付いている、雨蓋が付いている、ウエストベルトが付いているなど、普段使いのザックに近いから(らしい...)。詳しくは目目連さんのサイトをどうぞ(って...)。
実際に背負ってみた感触としてもウエストベルトのおかげでしっかりと荷物を固定できそうで、いい感じである。そうそう、ちなみに重量310gのポケッタブルとコンパクトなのに、容量が25ℓもあるところが嬉しい。
ところで、このサブザックって、いったい何を入れるのだろうと思い、皆さんのサイトをいろいろと覗いてみると、要はテントなどの寝泊りグッズ以外の荷物で、具体的には①行動食・飲料水、②レインウエア・ツェルト、③防寒着(ライトダウン)、④ファーストエイドキット、④ヘッドライトといったところかな。ほかに登攀用具やバーナーなどを挙げている方もいたが、自分の場合、この辺は山行当日の行程を具体的に計画する際に決めることとしよう。

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2016年8月6日土曜日

氷壁(井上靖)

タイトルと表紙の写真に惹かれて読んでみた。冬山の壮絶な登攀の様子を思い描いたからだ。ただ、意外にも山のシーンは多くなく、内容としては恋愛話も織り込みながら登山家たる登山論?について主人公の魚津恭太の言葉を通して熱く伝えている。そういう意味では、この小説は登山寄りの総合小説とでもいうのだろうか、つまり新田次郎らが書く山岳小説とは一線を画した作品だといえよう。
さて、主人公の魚津恭介、会社員でありながらの登山家で、共に登った冬山で親友の小坂乙彦を転落事故で亡くす。この事故はザイルの切断が直接の原因ではあったが、その切断の原因を巡り、自殺だったのか、魚津が切ったのか、あるいはザイルの強度が原因だったのか、さらには仮に不意の事故だったとしてもザイルの扱いに未熟な点があったのかなどについて、登山界だけではなく世間をも大きく巻き込んでいく。そして、こうした問題の渦中にありながら、小坂や魚津の前に影を落とす八代美那子との恋心などが複雑に絡まり、話は進んでいく。
魚津自身、熟練の登山家でありながら、最後は何かに憑りつかれたように落石の危険の中に身を賭していくのだが、こうしたシーンは実際の山行では特別であるとしても、登山には「死」というイメージが常について回るようだ。小説の中で印象に残ったセリフで、魚津の上司、常盤大作が「大体、登山をスポーツと思うのが間違いのもとである。毎年のように大勢の生命が山で失われる。あれは登山をスポーツと考えるところから起きる悲劇である。」と熱弁をふるっていたが、逆に言うと登山は危険と背中合わせになっているところに登山者を虜にする理由もあるのかなと思う。もちろん自分が歩く山はそれほど危険地帯はないものの、それでも油断が命取りにつながることもあるので、山に行く前の準備から、歩いている最中においても自分含め登山者は可能な限り安全を確保する義務がある。自分のためにも、そして家族のためにも。本題から若干逸れたかもしれないが、そんなことに思いを馳せてしまった。

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2016年7月31日日曜日

中央アルプス初歩き『宝剣岳』と『木曽駒ヶ岳』(後編)

木曽駒ヶ岳山頂からの展望。遠くに北アルプスが。
(前編から続く) 二日目は、朝4時から団体ツアー客のドタバタのおかげで、5時の朝食の前にはすでにお目目ぱっちりとなっていた自分。しばらくすると、窓の外では朝日とともに辺りの霧が引け、雲海を真下に従え、青空が広がってくるではないか。こんな光景を見せられたら居ても立ってもいられないでしょうと、そそくさと朝食を済ませ、当初予定を1時間繰り上げて6時前には山小屋を後にした。この日、天気予報では曇りだったので、せいぜい高山植物を楽しむくらいかなと思っていたのにこの晴天、テンションが上がらないわけがない。鼻息を荒くして、でもいい大人なので高まる気持ちを抑えて、中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳を目指した。まあ目指すといっても山小屋から駒ヶ岳山頂までは1kmもないご近所。そう、ここ駒ヶ岳は、駒ヶ根のロープウェイを使うと最短で往復4km、登り累計300mの超お手軽コースなのである。ただ、このコースはそうしたお手軽コースゆえにとても人気があり、ピーク時のロープウェイは2~3時間待ちにもなるらしいので、事前の山行計画ではその辺も織り込んでおく必要があるかな。
振り返って千畳敷カールと岩稜を望む。美しい。
さて、山の話に戻るが、宝剣山荘から歩き始めると、そこは広々とした森林限界の岩原。左右の谷は全て雲海が埋め尽くし、東の空にはさっき起きたばかりの太陽が3000mに届こうとしているこの世界にすでに鮮明なコントラストを作り出している。歩く先には最初のピーク、中岳が間近に迫っていて、自分といえばそこに近づくのを惜しむようにゆっくりゆっくりと、一歩一歩を大事に歩いていく。なにせこの日は駒ヶ岳往復と千畳敷カールを下るだけのおおよそ3kmの短かな道のり。だから、歩きは丁寧に噛みしめてというのがこの日のテーマ。中岳山頂を踏むと、そこからは次に向かう駒ヶ岳がようやく望め、さらにじわじわと感動が込み上げてくる。また早足になってしまいそうになるのを抑え、それでもすぐに駒ヶ岳頂上に着く。2956mからの展望は格別で、北アルプスは槍・穂高、乗鞍、御岳は山頂付近がいまだ白い。南に目を移すと八ヶ岳から甲斐駒、北岳・間ノ岳、おやっ富士山も。名だたる名峰が雲海の上に頭を出している。胸がジーンと熱くなるのを感じる。視線を足元に移すと雲海が音もなく流れている。「この山は生きてる」そう思った。山頂での展望をじっくりと楽しんだ帰り道、岩だらけの中岳の巻き道を歩いたり、その他ちょっとした寄り道をしながらも、最後に千畳敷カールを大多数の登山者たちと逆向きに下った。まだ時刻は8時過ぎ。
千畳敷カールは確かに人が多い。けれども、そこはやはり美しく、来た甲斐は十分にあった。ロープウェイ駅に着くまで、何度も何度も振り返ってはその美しき氷河の産物を目に焼き付けた。機会があったら家内を連れて来よう。そうも思った。

【1日目:Start RWせんじょうじき駅~宝剣岳~Goal 宝剣山荘】(赤ライン)
距離1.5km、出発地点標高2612m、最高標高2931m(宝剣岳)、最低標高2612m(RWせんじょうじき駅)、移動平均速度0.9km/h、総所要時間1h36m(ガーミン不具合により予想値)
【2日目:Start 宝剣山荘~中岳~木曽駒ヶ岳~中岳巻き道~伊那前岳方面寄り道~Goal RWせんじょうじき駅】(青ライン)
距離4.1km、出発地点標高2865m、最高標高2956m(木曽駒ヶ岳)、最低標高2576m(剣ヶ池付近)、移動平均速度1.5km/h、総所要時間2h38m(recorded by garmin)

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2016年7月29日金曜日

中央アルプス初歩き『宝剣岳』と『木曽駒ヶ岳』(前編)

ドキドキの岩場歩き。尾根上の登山者見えるかな?
とうとうアルプスと名のつく山域に足を踏み入れることとなった。そこは自分でも想定外の中央アルプス、岩山『宝剣岳』と主峰『木曽駒ヶ岳』。とあるきっかけにより1か月前に高速バスと山小屋を予約。毎日天気予報とにらめっこして、いよいよその日を迎えたが、当日の朝はあいにくの雨空。それでもせっかく取れた休暇を無駄にしたくないので、いざ駒ヶ根へ。高速バスから路線バスへ、さらにロープウェイを乗り継いで着いた千畳敷カールは、標高2612mと自身最高地点。こんな形で記録更新になるとは思いもしなかったが、そうなってしまったのだから、どうしようもない。
さて、すっかり雨と思い込んで乗り込んだ現地は意外にも曇り。しかも地面の濡れもなくて風もほぼない。岩山『宝剣岳』を目指しつつも、半面、雨で断念という絶対的な言い訳を得ていたビビりの自分としては、予想外のトライ可能な状況を前に再度モチベーションを引き上げるに多少の時間はかかったが、せっかくの好コンディションを逃す手はないぞと、目の前にあった駒ヶ岳神社で安全祈願して歩を進めることとした。ほぼ直登となる極楽平までの登り約30分で体を温めるとともに気合を高め、核心部突入となる三の沢分岐では決死の覚悟を決め(ちょっと大げさ?)、若干震える膝を抑えながら岩に挑んだ。
一瞬、雲の切れ間から千畳敷カールが見えた。感動!
最初のうちは見慣れぬ岩と断崖の景色に圧倒され、おそらくへっぴり腰となっていたと思うが、途中すれ違う登山者と声を掛け合う毎に何となく硬さが取れてきた。幸い、雲が多かったのは高度感を和らげる助けになったことに間違いなかったと思うし、逆に途中、雲が切れて、真下の千畳敷カールを望めた瞬間の高揚感は最高だった。そして何より岩場を一つ一つクリアしていくことの達成感がハンパなく、岩歩きの楽しさみたいなものが、少しだけ理解できたような気がしたのは、今回の大収穫だったと思う。自らの山のスキルに幅が出てきたのではないかな。この『宝剣岳』の岩場、通過しきるまでの所要時間は30分程度だと思うが、実に充実した時間だった。今度また違う岩場にも挑戦してみたいと思う。なんて、気分はすでにクライマー?
この日の泊まりは宝剣岳を経てすぐ目の前にたたずむ「宝剣山荘」。食事は正直イマイチだったけど、2段ベッド型の寝床は自らのいびきが気になる自分としては安心して寝られた。ただ、この日の宿泊客のほとんどが熟年層だったことから、夜中のトイレ起きの人数がハンパなく、古びた山荘内は一晩中ドタバタ、ギシギシ。結局、極度の睡眠不足に陥ってしまった。まあ、それでもテンションMax状態で臨んだ翌日も、しっかりとした足取りで初の中央アルプス歩きを楽しむことができたけどね。(後編に続く)

【1日目:Start RWせんじょうじき駅~宝剣岳~Goal 宝剣山荘】(赤ライン)
距離1.5km、出発地点標高2612m、最高標高2931m(宝剣岳)、最低標高2612m(RWせんじょうじき駅)、移動平均速度0.9km/h、総所要時間1h36m(ガーミン不具合により予想値)

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