馬頭刈山山頂。ベンチが2~3個あるだけの地味な山頂。 |
今回歩いてきたのは、馬頭刈山(まずかりやま)。
コースは、JR武蔵五日市駅から千足バス停で降りてスタートし、軍道バス停まで4時間あまり歩いて、そこからバスで同じ武蔵五日市駅に戻ってくるというもの。コースガイド本を見る限り、トレッキングはこのように登り口までバスで移動することが多いみたい。まあ、当たり前といえば当たり前か。
そしてこのコース、登山口に入ってからは、しばらく沢沿いに歩くんだけど、たまの沢沿いはやっぱり良い。水辺は視覚的に綺麗だし、せせらぎも聞こえてくるので、これらが心理的に良い効果をもたらしているのかな。なんていうか、都会で溜まったストレスがスーっと抜けていき、坂を登っているはずなのに体が軽くなるような錯覚さえ覚えた。心が洗われるって、このことかな。
ただし、その後は延々と続く急勾配。これまでのトレッキングでは楽なコースばかり歩いていたので、今回初めて上り坂のきつさを体感。ただ歩いているだけなのに勾配がきつくなると、やっぱり足に来るものだ。そうそう、この感覚は昔感じたことがある。小学生の遠足だったかな?
しかも、途中には下を見るのも恐いと感じるところもあって、正直足が震えた。家内は知っているけど実は自分、高所恐怖症。情けない...。
登りきった先には、50mもあろうと思われる断崖絶壁があり(もちろん普通の登山者はここを登る必要はないんだけど)、勇敢なロッククライマー達がここを楽しそうに登っているではないか。信じられませ~ん...。
でも、このコース、登り切ってしまうと尾根道が続いて比較的楽チンだった。馬頭刈山山頂なんかは、尾根の一部とでもいうか山頂のマークがなければ気づかずに通り過ぎてしまいそうなくらい地味な雰囲気の山頂。下りは例によって膝がガクガクくるほど一気に降りて行ったけど、どこの山でもこうなのかな?少なくともこれまでの奥多摩方面の山は、皆そうだったはず。
登りの途中にある天狗滝とつづら岩のクライマー達。恐っ!
今日の総行程は、距離8.5km、出発地点標高306m、最高標高910m(つづら岩下過ぎの尾根途中)、最低標高243m、移動平均速度2km/h、移動時間4h33m(recorded by garmin)。
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