外観はこんな感じ。結構立派な建物。 |
ということで、早速その企画展に行ってきた。場所は、都営三田線の蓮沼駅から歩いて5分ほどの距離。商店街のような住宅街のような微妙な場所にあったけど、途中の案内看板はしっかり整備されていた。
さて、その企画展は「冒険家の押し入れ(収蔵品展)」といったテーマで、植村直己のご自宅に保管されていた冒険家としての道具や資料などが所狭しとは決していえない、意外にも小ぢんまりとした佇まいで展示されてあった。今回の展示では(おそらくそういうことであろうが)、主に1974年、植村が34歳のときに旅立った北極圏1万2000km犬ぞりの旅に焦点を当てた展示となっていた。
蓮沼駅。初参上です。 |
ただ、この年、植村は冬季マッキンリーの単独登頂に世界で初めて成功したものの、帰還途中で消息を絶っている。無言の受賞となったのである。
板橋は、植村が遭難するまでの約15年間住んでいた街で、そうしたつながりから、区が財団法人を設立して、現在に至っているのだそう。財団では設立趣旨を「どんな状況においても人間らしい豊かな心で目標に向かって努力する彼の冒険家精神を永く後世に伝えるため」として、冒険館での山や冒険に関する図書の閲覧コーナーや、野外活動を体験する自然塾などの事業も行っているらしい。
国民栄誉賞もそうだけど、日本の行政が「冒険家精神」に対して敬う態度をとるなんて、安定志向の強い国民性に反しているようで多少の違和感を感じるけど、こうした取り組み、個人的には大賛成。ところで、植村の故郷でもある兵庫県豊岡市にもっと立派な「植村直己冒険館」という施設があるようです。二つの冒険館をお持ちで、さすが国民栄誉賞の受賞者というところでしょうか。
こんばんは、
返信削除青空です、
植村」さん、尊敬しています。
私には、まねできませんがね、、、
冒険家って、あこがれますね。
今日の台風、だいぶ、濡れました!
これくらいで、冒険はできませんね!
青空さんどうもです。
返信削除植村さん、凄いですよね。
でも凄いと思う反面、残されたご家族のことを
思うと正直、微妙です。
そう考えると冒険って、難しいですね。
私には決してまねできることではありません。