トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2012年6月2日土曜日

山歩き雑感 -家内の変化と山の魅力-

雪の大休場
3月、本仁田山へ向かう途中の大休場尾根
今日、こんなに晴れるとは思ってもいなかった。こんなだったら、山に行くんだった。
最近家内は、山歩きのガイド本をどこからかたくさん集めてきては、「ここが良い」とか、「ここは行ってみたいが交通の便が悪い」とか、次に行く山を考えては、次回トレッキングの提案やルート設定に当たっての意見を求めてくるようになった。それに対し自分は「おお良いねえ~」とか、「そこはちょっときついんじゃない?」とか言って、まあ、それなりにコメントしている。なんだか今までの自分たちにはない会話パターンで、多少面食らっていながらも、まんざらでない自分もいる。
というのも、家内がこんなに何かにのめり込む人間だとは思いもしなかったし、遊びに行くことを自ら提案してくるなんて今までになかったから、この新たなパターンのコミュニケーションが、自分としては最近、楽しくてしょうがない。果たして家内は自分の変化に気づいているのだろうか。

今更ながら、山歩きの魅力とは何かと考えさせられるときがある。景色、新鮮な空気、静寂性、同行者との会話、非日常性の居心地、チャレンジングスピリッツ、冒険感、達成感、健康志向、言葉に表すとこんなところだろうか。最近、山歩きは空前のブームといってよい状態だろう。数年前から言われ始めた山ガールに始まり、今や中高年者を中心として、休日ともなれば奥多摩方面行きの電車や乗換駅は、さながら通勤ラッシュのように大混雑となっている。

三頭山付近からの富士
昨年11月、三頭山から槙寄山へ向かう途中の富士
それでも、いざ登り口について山歩きを始めると、よっぽどの人気コースでない限り人影はまばらな状態。奥多摩ですら、それほど山は深いということか。あの深田久弥は、「夏の涸沢は合宿のテントで充満するそうだが、あんな人ごみの山へ行って、何がおもしろいのだろう。私はだれにも会わない静かな山へ行きたい。」(『山があるから』所収「旧式登山者」から)と言っている。自分はそこまで静寂感にこだわりはないが、なんとなく最近出来上がってきた自分の山歩きに対する観念である「俗世間から離れて、昔から変わらない景色、つまり昔の人も同じような景色を見ていたんだろうか、といったノスタルジックな感覚を味わうところに楽しみのひとつがある」ことも、やはり静寂の中でなければ味わいきれないと思っている。今の世の中、たまに静寂は必要なのだろう。家内は、どんなところに惹かれて山歩きにのめり込んでいるのだろう。今度聞いてみよう。

そうはいっても、あまり肩肘張らず、家内との会話も楽しみながら、ありのままの山を受け入れて山歩きを楽しみたいもの。ただ、これからの季節は梅雨時期になるし、梅雨が明けたとしても夏真っ盛りで、低山を山歩きの中心の場としている自分としては(家内もそう)暑さに弱いので、山に出かける機会は減ってくるかな。
あ~、でも山に行きたい。今は、ただただ、そんな気分。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、青空です、
    いつもコメントもらってばっかで、ありがと、
    チャリ記事の更新がなかったので、やっぱ、
    こちらにはまっているようですね!
    奥様も、とうとう、魅力にとりつかれたのでしょうか?
    私も、山に、時々行って、記事にしていますが、
    奥さんと一緒なら、楽しいでしょう!

    私は、自然が満喫できて景色がいい山がいいな~

    返信削除
  2. 青空さん、いつもどうもです。
    今週は、足の調子が悪くて自転車乗れてません。
    なので、ただ今、小休止中です。

    おっしゃるとおり、景色のよさは肝心ですね。心が洗われます。

    返信削除