トレッキング初心者が始めちゃったブログ

【ここだけの話】『トレッキング初心者が始めちゃったブログ』 と、タイトル設定したけど、今のところ主な活動は、「山登り」、「山歩き」、要は登山ですね。これが実に楽しい。タイトル下にも書いたけど、本当に不思議なくらいにこの世界に引き込まれていく自分が突然として顔を見せた。自分はいい年齢(トシ)なので、余り危険なことをする気はないけど、若いうちにこの世界を知っていれば、もしかしたら冒険心みたいな気持ちに灯がともってしまったかもしれない。この「山の世界」、かなりお勧めである。

2012年11月11日日曜日

八ヶ岳初あるき『編笠山』

山頂の北側には手前に権現岳と奥には赤岳が。
初めて八ヶ岳を歩いてきた。歩いたのは八ヶ岳の玄関先『編笠山』2,524m。
いつも奥多摩の低山ばかり歩いてる自分にとって2,500mなんて聞くと、わくわくしてくる。しかも今回は家内に加えて下の娘もついてきて、とても楽しい山歩きになった。
さて、この編笠山、遠目からはお椀をひっくり返したような山容で、やさしそうなイメージを持ち勝ちだが、歩いてみると意外にもきつかった。登山道は全般的に大きな岩がごろごろとしていて、岩の上をぴょんぴょんと渡り歩くことも少なくない。これが後々膝に響く原因となったようだ。また、最後の登りはなかなかのもので、鎖こそなかったものの、傾斜がきついので両手を使っての登りとなるシーンがいくつもあった。そんな登りにもめげずに家内も娘も本当に良く頑張った。その後にはちゃんとご褒美は待っていた。
南アルプス、中央左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳
山頂に付くとそこは地表が見えないくらいの岩の世界で不思議な雰囲気。そして振り返ると、大パノラマが待っていた。富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス(だと思うが...)八ヶ岳各峰、そして眼下に広がる甲府盆地。
この日もそうだったが、今年は本当に天気に恵まれた。山頂での展望は、その時その場にいる者だけに与えられた特権。辛い上り坂を乗り越えてきたものだけに与えられた特権。でもそれを目の前にしたとき、そんな特権を意識することなく、ただただ言葉を失い呆然と眺めてしまう大絶景。
今回、この山を歩いてみてあることに気がついた。何かというと、自分は今年の春に歩いた奥多摩の御前山を中級コースと呼んだ。
岩だらけの登山道
ところが、今回の編笠山もガイド本では中級コースと呼ばれているが、同じ中級でも両者の難易度には相当の差がある。つまり、編笠山は全国版の中級コースであり、御前山は奥多摩でのそれなんだと思う。やっぱり山歩きの世界でも、より広い世界に出てみないと、本質のようなものは見えてこないのであろう。今回、この山に出会えて良かった。
なので来年はもっと広い世界にも挑戦したいと思う。そう、アルプスと名の付く舞台に。
今回クラスの山は、今年はこれで終わりだろう。もちろん今年もまだまだ山歩きは続けようと思うが、雪の影響を受けない低い山が中心となる。でも、その中でも来年につなげる歩きを心がけよう。まだまだ、身体を鍛えて、より長時間に、そしてより高所に耐えられる体を作っていこう。自分の山には次のステージが待っている。そう信じて。

11月のこの日、北側山頂付近の登山道には雪が。
今日の総行程は、距離8.9km、出発地点標高1,559m、最高標高2524m(編笠山山頂)、最低標高1,555m(出発地点付近)、移動平均速度1.4km/h、総所要時間6h32m(recorded_by garmin)。

 にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2 件のコメント:

  1. こんばんは、青空です。
    晴天の中、いい眺めが見れましたね!
    結構標高ありますね、
    娘さんもよく登れました、
    これからは、都心でも紅葉が見られますね

    返信削除
    返信
    1. 青空さん、コメントありがとうございます。この日は本当にすばらしい眺めでした。写真では、そのすばらしさを忠実に伝えきれないのが残念です。写真って難しいですね。おっしゃるとおり、これからは都内の紅葉が見ごろになりますね。身近な場所で写真の練習でもします。

      削除