SPFとPAは要チェック |
夏は日焼けが怖い。若いころはそんなこと、これっぽっちも考えたことはなかった。
日本においても近年、日焼けに対する認識が、以前の健康的なイメージから皮膚がんに繋がるリスクといった方向に変わりつつあるようで、現在では、さまざまな日焼け止めグッズが市場に出ている。市場規模はなんと250億円を超えるというからスゴイ。
それと、日焼けは皮膚がんへの恐れのみならず、顔のしみなどといった美容の面でも悪影響があることは良く知られている。特に老化の始まった肌は、シミの基となるメラニン色素が固定しやすくなるらしいから、自分のようなおじさんは、しっかりと日焼け対策を施す必要があるということ。
今回購入したのは、エスタ UVシールドクリア SPF50+。この商品に特にこだわりはなく、近所のドラッグストアでお手ごろ価格で販売していたので、購入。まあ、SPF50ってところには惹かれたのは確かだが。
ところで、この商品購入をきっかけに色々と調べてみると、次のような情報を得ることができた。巷ではSPFばかりが注目されているが、最近ではPAへの注目度が上がっているようだ。
ふ~ん。
【情報1】SPF(サン・プロテクション・ファクター):UV-B(紫外線B波)の防止効果を表す数値。日焼け止めクリームを塗った場合に、何もつけないときと比べて日焼けするまでにどのくらい時間が掛かるかを示したもの。例えば、日差しの強い夏の日に何も塗らないでいると30分で肌は赤くなり始めるが、SPF10のクリームを塗った場合は30分×10倍=5時間、肌が赤くなるのを防ぐことができるという意味。
【情報2】PA(プロテクション・グレード・オブ・UVA):UV-A(紫外線A波)をどのくらい防止できるかという目安で、3段階に区分され、効果度合いを「+」の数で表示される。「+」が多いほど効果が高い。
【情報3】ここで注目すべきなのがUV-B(紫外線B波)とUV-A(紫外線A波)。UV-Bは日光浴により肌が真っ赤に焼けたり水膨れができたりといった、「肌が赤くなる日焼け」の主な原因となる紫外線で、一方UV-Aは「肌が黒くなる日焼け」の主な原因となる紫外線。厄介なのは、後者UV-Aは肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に悪影響を及ぼすことが近年の研究で分かってきたようだ。例えば、長い時間をかけ肌内のコラーゲンを変性させ、しみ・しわ・たるみの原因を作ったりするそうだ。おー、怖い。でも、家内に教えたら「一般常識!」ですと。
あ~あ、なんだか、化粧品会社の宣伝のようになってきたから、この辺にしておくが、要はおじさんといえども日焼けには注意することに越したことはないということ。
日焼け止めクリームはこの時期、必携。 |
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